【イベント報告】汚染水を海に流すな!8.18首相官邸要請行動 


汚染水を海に流すな!8.18首相官邸要請行動

8月18日(金)
 10:00〜10:40 汚染水を海に流すな!8.18首相官邸前集会 
 11:00〜12:30 汚染水を海に流すな!8.18国会内集会
               (参議院議員会館101会議室)

主催 これ以上海を汚すな!市民会議/さよなら原発1000万人アクション実行委員会

ー 報告 ー
<福島>
日時:8月24日(木)
場所:郡山駅西口前
8.24海洋放出実施に抗議。海は東電のものでも、日本だけのものでもない。現に国際問題が起きている。これ以上放射性物質放出の加害国になってはいけない。海洋放出は30年40年とも。タンク保管は長期化するし直ぐには無くならない。海洋放出のコスト全貌も分からない。環境、健康、コスト、倫理、国際協調などどの観点からも政府東電の海洋放出決定は最悪なのです。直ちに放出を停止することを求めます。(蛇石郁子)


<東京>
朝、首相官邸前の行動に参加し、緑の党の仲間たちと合流。約250人が参加。その後参院議員会館内での集会に参加。代表者が経産省と東電に申し入れ書を手渡しました。会館会場には100人を超す人々が集まりました。(共同代表 中山均)



<大阪>
日時:8月18日(金)13:30~14:30
場所:ヨドバシカメラ梅田店1階東南入口前
アクション:マイクアピール、スタンディング、チラシ配布
主催:緑の党グリーンズジャパン大阪府本部

金曜の午後という時間帯にも拘わらず約60人の方に参加していただきました。各団体や市民の立場で、10人の方にマイクアピールをしていただきました。(大阪府本部共同代表 鍵谷誠一)


日時:8月24日(木)17:00~
場所:梅田ヨドバシカメラ店前
「緊急アクション 汚染水を海に流すな!」が、緑の党グリーンズジャパン大阪府本部及びコープ自然派脱原発ネットワークの呼びかけで、本日午後1時より強行された福島第一原発の放射線処理汚染水の太平洋放出の抗議行動が、約150名の参加で行われた。(山口恒樹)


<新潟>
処理汚染水放出反対の朝のスタンディングに参加。新潟駅前。大勢参加、40名くらい。(共同代表 中山均)

<長野>
日時:8月24日(木)17:30~18:30
場所:JR松本駅前
 汚染水放出に抗議のため、松本駅前でも緊急集会。参加者が代わる代わるマイクを持ち、政府の不当な対応に講義しました。(長野県本部共同代表 八木聡)

<静岡・浜松>
日時:8月18日18:30~19:30
場所:遠鉄デパート(JR浜松駅 北口)前
アクション:スピーチやスタンディング
8月18日夕刻、JR浜松駅北口前で「原発再稼働反対金曜アクション@浜松」に参加。
道行く人に17日のFoE Japanと政府・東電の交渉内容を伝えました。

安全のために当然疑問に思われる点について、経産省と東電は答えられなかったり、ちぐはぐな回答をした。漁業者との約束は守る、とも。
「海洋放出」はその場しのぎをくり返して、経費がふくれあがっていった。私達は専門的なことはわからなくても、ごく当たり前の常識や、素朴な疑問を口に出すべきです。生態系や未来の世代にまで危険にさらす海洋放出ではなく「陸上保管」を求めて、正念場を闘いましょう。 (地域代表協議会委員 和高美樹)


<静岡・静岡市>
日時:8月24日
場所:JR静岡駅 地下通路
30人以上のメンバーが集まり、汚染水の海洋放出に抗議アピールを行いました。
 生活と政治は繋がっているので、本日は「緑の党」「共産党」「立憲民主党」「れいわ(しずおか勝手連)」「新社会党」の幟旗も掲げ、自治体議員にもこの問題についてスピーチしてもらいました🎤
 日本政府は汚染水の処理方法に関して、「地元の同意なしに決定はしない」と約束していましたが、岸田総理は福島漁業組合と会うこともせず、地元が反対の中、被災当事者を無視して、海洋放出を決定しました。「聞くチカラ」を持っていると言っていたのは、一体誰でしょうか?
子ども達の未来の為に、命の源である海をこれ以上汚してはならないです。(小笠原学)


【動画】TVニュース(1分11秒)

<岐阜・愛知>
8/20-8/24 韓国から「汚染水(処理水)放流中止日韓市民徒歩行進」をしている李元栄(イ・ウォニョン)さんと同行。
https://cafe.daum.net/earthlifesilkroad/kUxW/47

<香川・高松市>
東京電力福島第一原発の処理水の海洋放出が始まった24日、反対する市民団体などの約30人が、高松市のJR高松駅前で通勤・通学する人たちに声をかけながらビラを配った。
 活動は原水爆禁止香川県民会議の主催で、県平和労組会議や脱原発アクションin香川のほか、高松市と三木町の議員も参加。市民団体「みどり・香川」の渡辺智子代表は通行人らに「海洋放出しなくても、汚染水を保管する方法はある」と訴えた。
 原水爆禁止県民会議の高田良徳議長は「国が決めたから仕方ないとあきらめている人が多いと思う。あきらめずに行動し、原子力政策がおかしいと国民が声を上げないといけない」と語った。(土居恭子)

新聞記事→
https://www.asahi.com/articles/ASR8S6W24R8SPTLC005.html?iref=pc_ss_date_article&fbclid=IwAR0sYSepDwtlPcwg9q8iD-94lB0tT4x58VsLWC_L4TQA5WQdsSezFUSUi1Y


   ―政府と東京電力に要請書提出、国会議員の挨拶、市民団体のアピール

 政府は、福島第一原発事故により発生したタンク貯蔵汚染水を「ALPS処理水」として、この夏、海洋放出を強行しようとしています。これは、『関係者の理解なしには如何なる処分も行わない』という政府と東京電力の福島県漁連や全漁連に対する2015年の文書約束を破るもので、あってはならないことです。

 政府は、IAEA包括報告書を盾にして強行突破を図ろうとしていますが、そもそもIAEA包括報告書は、「処理水の放出は、日本政府による国家的決定であり、この報告書はその方針を推奨するものでも支持するものでもない」としています。IAEA包括報告書は、汚染水の海洋放出の科学的根拠とはならず、海洋放出を正当化できないのです。

 タンク貯蔵汚染水を30年を超えて放出する計画は、海水で薄めても放射性核種の総量は同じで、放出水に含まれる全ての放射性核種の確認もないまま、多量の放射性核種を福島の海から流せば、太平洋に広がり海洋環境が汚染されていきます。
 また、被害の発生を前提にした「風評対策」は、廃炉を優先して復興を犠牲にするもので、多くの福島県民が不信感を抱いています。7月26日には、全国知事会が新たに「国内外の理解が十分に得られている状況にあるとは言えず、新たな風評を生じさせる懸念がある」として、海洋放出ありきの姿勢に批判的な政府への提言を議決しました。
 海洋放出ありきで理解を求める政府の硬直した「理解活動」や不都合な事実を無視して世論を誘導するコミュニケーションのあり方を、政府と東京電力は反省し、立ち止まるべきです。

 福島県漁連はじめ漁業者は反対を堅持しており、近隣諸国の反発は外交問題化しています。
 福島県漁連等との文書約束を守ることは、福島第一原発事故対策を進める政府の責任であり、このまま強引に放出を強行すれば将来に大きな禍根を残します。
 政府と東京電力に、一旦立ち止まり、理解と合意なき海洋放出をやめ、代替案の検討を行うよう強く求める、「汚染水を海に流すな!8.18首相官邸要請行動」が実施されます。
 皆さま、この夏の海洋放出強行を止めるために、8.18首相官邸要請行動に参加しましょう。