【世界のみどり】英国のEU離脱後も、気候変動と闘うために引き続き協力を
BREXIT・英国のEU離脱後も、気候変動と闘うために引き続き協力を
ヨーロッパ緑の党HPより
ブリュッセル2020年1月31日
1月31日、英国では国民投票でEU離脱が過半数を取って以来、3年間の交渉の末、EU設立から60年、初めての参加国の離脱となりました。 ヨーロッパ緑の党は、気候危機と闘うために、英国とEUには深い協力関係を保つように強く呼びかけました。
ヨーロッパ緑の党の共同代表、トーマス・ウェイツとエヴェリン・フイテブロエックは、EU議会で重要な役割を果たしてきた英国緑の党のEU議員たちを惜しみました。EU議会議員は比例代表で選出されますが、英国国内では、下院は小選挙区制のため、緑の党は7%得票しながらも、たった1議席(キャロライン・ルーカス)しか議席を得ていていないからです。
ヨーロッパ緑の党の運営委員で元EU議会議員のジャン・ランバートは、この時期にEU議会を去ることは残念だと述べました。民主主義・人権・環境保護の守り手としてのEUを分断しようとする勢力と対決していたからです。
緑の党は、国境を越えて未来のために働いてきましたが、来るCOP26気候サミットはそれを示す機会になるでしょう。ヨーロッパ緑の党は、今までにも増して、イングランドおよびウェールズの緑の党およびスコットランド緑の党とより強く連帯し、EUおよび英国の国民のために気候危機と闘います。