【世界のみどり】イギリス地方選挙、緑の党が躍進

イギリス緑の党ウェブサイトより

イギリス緑の党ウェブサイトより

5月4日、イギリスで地方選挙が行われ、イギリス緑の党が8議席増加の39議席を獲得し、イギリスにおける第4番目の政党となりました。

今回の地方選挙では、大幅な議席増が見込まれていたコービン氏率いる労働党は伸び悩み79議席増の2350議席、保守党は議席減を35議席に留め1332議席、イギリス自由民主党は75議席増の536議席、反EUを掲げる英国独立党(UKIP)が123議席減の3議席を獲得。昨年の総選挙では、コービン人気のため労働党に票を奪われる結果となったイギリス緑の党ですが、その流れのなか、「8議席増の39議席獲得の意義は大きい」と、共同代表のキャロライン・ルーカスは語りました。

今後、地方議会から緑の政治をいかに広めていくのか・・・奮闘を続けるイギリス緑の党に注目です。


【参考】
■Local elections: Greens say they are 'England's fourth party'
■Local Election Results
■Local election results 2018: Parties fail to make decisive gains
■イギリス地方選、メイ首相の保守党ロンドンで敗北免れ 労働党苦戦