【世界のみどり】ガザ紛争に関するグローバル・グリーンズ声明

【世界のみどり】ガザ紛争に関するグローバル・グリーンズ声明

緑の党グリーンズジャパン 国際部

 8月4日、グローバル・グリーンズがガザ紛争に関する声明を発表しました。その日本語訳をご紹介します。英語版原文はこちらです。


 

 Global Greens Logo4週間に近い武力衝突によってすでにパレスチナ人の死者が1300人を超え、負傷者は6000人、ガザからの避難者は44万人に上っており、これはガザ住民の24%に及ぶ。死者の80%以上が一般市民であり、子どもが251人も含まれている。イスラエル側ではこの武力衝突による死者は一般市民が3人、兵士が56人であり、加えて負傷者も数十人に上る(1)。


 戦闘においては、軍事と民生とを区別しない無差別攻撃を差し控えるべきことが国際法上も要請されており、さらに人道援助の妨害も禁止されている。グローバル・グリーンズは、ガザ空爆に伴う戦争犯罪を調査するための、国連人権理事会による独立調査団の活動を支持する。

グローバル・グリーンズによる要請は、次の4項目にまとめられる。

1. 停戦を維持すること、
2. 人道援助が迅速に、十分に、必要とする人すべてに届けられること、
3. いかなる前提条件ももたない和平交渉を進展させること、および、
4. 国際法違反の疑いが調査されること。

 過去から未来にわたるすべての戦闘被害者たちのために、これらの要請事項はただちに実行されなければならない。