【談話】 東京都知事選 安倍政権の暴走を止めよう
【共同代表談話】 東京都知事選 安倍政権の暴走を止めよう
2014年1月22日
緑の党グリーンズジャパン共同代表
すぐろ奈緒 髙坂 勝 長谷川羽衣子 中山 均
私たち緑の党グリーンズジャパンは、2014年1月5日(日)に都知事選へ立候補を表明した宇都宮けんじさんの推薦を発表しました。以後、東京の緑の党のメンバーは宇都宮さんを応援しサポートしてきました。
その後、1月14日に元首相の細川護煕氏が「脱原発」を掲げて、知事選に出馬する意向を表明し、それを契機に、脱原発のための票割れが起こらないよう一本化を働きかける声と動きが広がりました。緑の党としても宇都宮さんとの対話をはじめ、最善の道を模索してきました。しかし残念ながら、知事選候補者同士の対話や政策討論が実現せず一本化は実現しませんでした。
他方、脱原発が争点となる中で、安倍政権は原発再稼働・原発推進を目指し、原子力発電をベース電源とした「エネルギー基本計画」の決定を都知事選以後に持ち越しました。日本で原発のない社会を築くために、東京の発展のために地方に負担を押しつけてきた構図を変えるために、都知事選は大きな政治的契機、脱原発か原発推進かをめぐる都民投票という状況となっています。また都知事選は、暴走する安倍政権にストップをかける沖縄・名護市長選に続く重要な選挙となっています。
このような状況の中で、緑の党グリーンズジャパンは、もっとも政策が近く信頼できる宇都宮さんを推薦し、当選のために応援することをあらためて表明します。同時に、脱原発候補の得票が原発推進候補を圧倒的に上回り、脱原発と暴走する安倍政権をストップさせるために、東京都民だけでなく、日本全国の市民が行動することを訴えます。それが「脱原発」、そして、その先へ続く「緑の社会ビジョン」実現へ向けての力強い一歩となると確信しています。
緑の社会ビジョン:https://greens.gr.jp/policy/vision/
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