【談話】現役自衛官による中国大使館襲撃事件-日本政府は責任を明確に-

【談話】現役自衛官による中国大使館襲撃事件
-日本政府は責任を明確に-

2026年4月7日
緑の党グリーンズジャパン共同代表
中山均

去る3月24日、現役自衛官三尉による中国大使館襲撃事件が発生しました。この暴力行為は、外交公館の不可侵を厳密に定めたウイーン条約に反するだけでなく、それが日本政府の一員であり実力組織に属する者(「三尉」は自衛隊の階級上、「幹部」にあたる)によるものという意味で、日本政府の責任は免れません。法の支配と国際平和秩序の観点から、この事件は強く非難されなければなりません。

しかし、発生から2週間となる今もなお、日本政府からは「遺憾」の意しか表明されておらず、他人事のような態度は無責任です。中国における人権侵害や覇権主義的な行動は強い非難に値しますが、それが今回のような行為や日本政府の不十分な対応の理由にすることはできません。今回の一連の経緯は、国際法とその重要性が、自衛隊を含む政府内部に理解・徹底されていないことも露わにしています。

私たちは日本政府に対し、このような重大な事件を重く受け止め、それを防止できなかった責任を明確にするとともに、事件の経緯やその背景の調査と検証を進め、その結果を内外に明らかにすることを強く求めます。