【談話】イスラエルとハマスの恒久停戦とガザ人道支援への国際社会の取り組みを求めます

【談話】イスラエルとハマスの恒久停戦とガザ人道支援への国際社会の取り組みを求めます

                                    2025年1月24日
緑の党グリーンズジャパン共同代表
中山均    漢人あきこ
尾形慶子 八木聡  

 19日、イスラエルとイスラム組織ハマスは6週間の停戦期間に入りました。ハマスは同日午後に人質の女性3人を解放し、イスラエル刑務所はパレスチナ人受刑者90人を釈放しました。

イスラエルによる大規模な攻撃による深刻な人道危機、ハマスが長期に拘束している人質の身体生命の安全の懸念が続いてきた中、恒久的な平和や人権の回復に向けた第一歩として、まずはこの一連の動きを歓迎します。

 今回の第一段階を経て、残る人質をハマス側が解放し、イスラエル側もガザから撤退する第二段階が確実に実現されるよう、国連憲章や国際法に基づきながら、双方が誠実に義務を果たし、衝突を回避しなければなりません。また、国際社会はこの停戦プロセスを監視し、その確実な履行を双方に強く働きかける必要があります。特に、イスラエルの暴走やジェノサイドを事実上容認してきた欧米諸国や日本政府には、真に公正な対応が求められます。

 私たちも、日本政府と各国に対し、この停戦を恒久的なものにするための一層の努力と、崩壊したガザの医療・福祉・住民の生活の一刻も早い再建に向けた支援を強く求めます。

全文(PDF)→ https://greens.gr.jp/uploads/2025/01/sanwa_gaza.pdf