【賛同】顔識別カメラシステムに反対

【賛同】顔識別カメラシステムに反対

  緑の党は、「共謀罪 NO!実行委員会」など10団体が呼びかける 「顔識別カメラシステムに反対する市民団体共同声明」に賛同しました。   <声明> 現在、駅、空港などの大規模空間における顔識別カメラシステム稼働の容認に向けての動きが急ピッチに進められています。 顔識別カメラシステムとは、照合用データベースに登録された人物の顔画像と、設置されたカメラに写る人物の顔画像が自動照合され 一致するとその人物を継続して追跡できるものです。そのネットワークにあるカメラの数が多く、広範であればあるほど、登録された人物の行動を詳しく追跡できます。従来の防犯カメラは、カメラに 写る人物を「瞬間的」に撮影し、顔画像を一定期間保存し、その後、顔画像は削除さ れます。テレビドラマで捜査機関が事件現場などにあるカメラの一つ一つから犯人や 逃走経路を探し出していくシーンがありますが、それが従来型の防犯カメラです。顔識別カメラシステム(以下 、「カメラシステム」と略)は、特定の人物の継続的な追跡能力をもつという点で、従来型の防犯カメラとは全く異なります。このカメラシステムがどういうものであり、いかに危険なのかはこのシステムを2021年7月導入 したJR東日本の例をみれば明らかです。   ▪️データベースへの登録は無限定 同カメラシステムの問題は、第一に事業者の判断で対象者を無限定に照合用データベースに登録し、特定の人物を追跡できるということです。 JR東日本は、同カメラシステムのデータベースに指名手配犯、同社の管内で事件をおこした出所者・仮出所者 、「不審者」の顔画像を登録しました。メディアなどから、出所者・仮出所者を登録したことについて、これはいわゆる「前科」という機微情報(要配慮個人情報)にあたるのではないかと批判され 、登録からはずしました。 しかし、指名手配犯 、「不審者」の登録はそのままにし、同カメラシステムを稼働し続けています。重要なことは、個人情報保護委員会が同システムの導入にあたって、 JR東日本から相談を受けた際に、OK をだしていたことです。   ▪️本人は何も知ることができない 同カメラシステムの問題は、第二に本人がデータベースに登録されていることを知 ることができないことです。その端的な例が、 JR東日本の「不審者」の登録です。 そもそも「不審者」の概念が曖昧です。そのため、駅構内で落とし物を探している人や乗り換えのホームを探している人などが「不審者」とされかねません 。そもそも 「不審者」とされた人は、何か法律に違反する行為をしたわけではなく 、「容疑者」 でもありません 。にもかかわらず、どの駅から乗り、どの駅で乗り換え 、どの駅で降 りるかまで行動を追跡されます。JR東日本の管内は広く 、一日の利用客は膨大です 。 誰が 、 いつ 「 不審者 」と され 、行動を追跡されるかもわかりません。また、本人 は登録されていることを知らないため、抗議も是正も求めることはできません 。これ を重大なプライバシー、個人情報の侵害といわずなんというのでしょうか。 <つづく> 声明全文→https://www.kyobozaino.com/顔識別カメラ共同声明/