【談話】都議会議員選挙小金井市選挙区で漢人あきこさん当選!・・・

【談話】都議会議員選挙小金井市選挙区で漢人あきこさん当選!

「地域から変える、市民が変える」 新たな可能性を拓く

(Click here for English)

                                2021年7月7日 

                    緑の党グリーンズジャパン
           共同代表 橋本久雄

 7月4日投開票の東京都議選小金井市選挙区(定数1)において、緑の党の全国運営委員でもある漢人明子さんが無所属で立候補し、地元の貴重な自然環境を壊す東京都の道路計画ストップや五輪開催断念などを訴え、自民党公認候補に大きく差をつけて当選しました。

漢人明子さんは、小金井市での保育士12年や市議4期、さまざまな市民活動の経験で培った人脈や新たな若者たちなどに支えられ、市民が主体の選挙を実現しました。そして、市議会議員の過半数の応援に加え、私たち緑の党をはじめ、立憲民主党・日本共産党・社会民主党・生活者ネットワーク・新社会党の推薦を受け、前回を超える支援の幅広いネットワークをつくりあげることに成功し、一人区の闘いを制しました。

「小金井から変える 市民が変える」ことをめざした今回の画期的勝利を支えた全ての関係者、そして有権者のみなさまに、私たちからも心より敬意を表します。

漢人明子さんは、都議選挑戦の決意表明で「小金井発のミュニシパリズム(地域に根付いた市民主体の政治)で未来をひらく!」を掲げました。パリをはじめ大都市の市長を続々と誕生させるなど、欧州では自治体からの変革が着々と進んできました。「市民自治」 を育んできた小金井で、多くの市民運動に支えられたこの勝利は、日本においても「ミュニシパリズム」への希望を示していると言えます。

首都東京での私たちの仲間である漢人明子さんの議席獲得は、日本の緑の党の歴史にとってこれまでにない大きな一歩であり、全国・世界の仲間たちとともにこの勝利を喜びたいと思います。私たちもその重大な責任を自覚し、都議会議員漢人明子さんの今後の活動を、みなさまといっしょに支えていきたいと思います。

一方、都議選全体としては、オリンピックや気候危機、感染症拡大などさまざまな問題がありながら、投票率は前回よりも約9%も低く、与野党含めて政治が人々の期待に応えられていない現実を露わにしていると言えます。市民に政治を取り戻す闘いは道半ばです。

都議選小金井での挑戦と勝利の経験を、この政治の現実の転換と「ミュニシパリズム」の拡大へとつなげるべく、全国各地で新たな一歩を力強く踏み出していきたいと思います。

PDFファイルは⇒ https://greens.gr.jp/uploads/2021/05/9f9557ca88c473c2c3d39ee84a5b08b4.pdf