【賛同】「福島第一原発事故によるタンク貯蔵汚染水の陸上保管を求める共同声明」

sandou_osensui-rikujouhokan緑の党は「これ以上海を汚すな市民会議」が今月、内閣総理大臣はじめ関係大臣宛に提出する「福島第一原発事故によるタンク貯蔵汚染水の陸上保管を求める共同声明」に賛同しました。
  福島第一原発事故により発生しているトリチウム等タンク貯蔵汚染水の処理について、緑の党はこれまでも海洋放出に反対してきました。
  2018年の公聴会では地元漁業者のみならず、ほとんどの意見が陸上保管の継続を求めましたが、敷地不足を理由に難色を示す東京電力の意向に沿うかのように、経産省は「海洋放出がより確実」との報告をまとめました。 これを受けて今年3月、東電は、処分方法の検討素案(トリチウム以外の核種の二次処理とトリチウム水の希釈を前提とした)「福島県沖放出」の拡散シミュレーションを公開しました。安倍首相も「できる限り速やかに」と発言するなど、夏までに海洋放出の政府決定へと勢いづいています。 しかし、「コストを優先してタンク貯蔵汚染水=液体放射性廃棄物を海洋放出することは、東日本大震災と原発事故から再生途上にある漁業者に打撃を与え、水産業はじめ地域の社会経済への影響は甚大です。
これは、“人間の復興”に逆行する行為で許されるものではありません」(呼びかけ文より)。
*共同声明全文 ⇒https://greens.gr.jp/uploads/2020/04/kyoudouseimei_osensui-rikujouhokan.pdf  *ご賛同いただける団体は、以下のフォームにご記入ください。 ⇒https://forms.gle/NQRuTqabW3QPd3vj7 ● 第1次集約:4月18日(土) ● 共同記者会見:4月20日21日(火)福島県庁 ● 第1次提出:4月23日(木)内閣総理大臣、経済産業大臣、復興大臣、環境大臣 ● 最終集約 :5月16日(土)
呼びかけ これ以上海を汚すな市民会議 共同代表 織田千代、佐藤和良