【談話】パリでのテロ攻撃に抗議します

2015年11月16日

緑の党グリーンズジャパン共同代表

中山  均
長谷川 羽衣子
長谷川 平和
松本 なみほ

 

私たちは、11月13日夜(日本時間14日早朝)、フランス・パリの市民に対して起きた恐ろしいテロに大きな衝撃と深い悲しみを受けました。私たち緑の党グリーンズジャパンは、犠牲者の家族や友人に深い哀悼の意を表し、被害を受けた方々にお見舞い申し上げます。

ISが犯行声明を出したと報道されていますが、罪もない多数の人々を殺傷した今回のテロ行為は、フランスの市民だけでなく、平和を求める世界の市民社会に対する攻撃であり、許すことはできません。すべての市民が連帯し、このような悲劇を二度と繰り返さないために問題に立ち向かうべきです。


私たちは、今回のテロを強く非難しつつ、この事件を契機に、中東地域からヨーロッパに逃れてくる難民や、市民社会の中で多様な文化や価値観を持つ人々に対する排斥や排外的な主張が高まることを懸念します。ともに生きるべき市民社会の中で、互いへの怒りや憎しみ、不信感を助長するような言動や行動は、決して問題の解決にはつながりません。

また、際限のない軍事介入の拡大にも反対します。中東で連日のように繰り返されるテロや空爆は、今回の事件と無縁ではありません。「9.11」以降、欧米諸国主導の「テロとの戦い」が、紛争の拡大と混乱、憎悪の連鎖を招き、多くの民間人を犠牲にしているという現実をしっかりと見なければなりません。

日本政府や市民も問われています。今回の事件は、日本が「積極的平和主義」の名の下にISと戦う「有志連合」に参加することが、どのような危険を招くかも示しています。

国際社会、そして日本は、国家の利害や「同盟」に基づく軍事介入ではなく、戦火や貧困から市民を守るためにこそ、努力を重ねるべきです。

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