【声明】第47回衆議院選挙にあたって-自民党安倍政権にNOを突きつけよう


【声明】第47回衆議院選挙にあたって-自民党安倍政権にNOを突きつけよう

2014年12月1日
緑の党グリーンズジャパン・運営委員会

 

 明日から総選挙が始まります。
 今回の解散・総選挙は、安倍首相にとって、「政治とカネ」問題をはじめ沖縄県知事選の敗北、GDPの落ち込みなど、政権へのダメージが相次ぐ中、現有議席をたとえ減らしたとしても「安定多数」を確保し、アベノミクスの継続、消費税増税、原発再稼働、集団的自衛権行使などを押し通すことが大きな目的と言えます。

  この選挙に対しては、安倍政権への危機感を持つ野党同士の協力・連携が進められようとしています。私たち緑の党も独自候補の擁立は困難な状況ですが、できる限り民主的な政治空間を拡大し、安倍政権の暴走を止め、その退陣を迫るため、党内外の仲間たちとともに連携してこの選挙に臨む必要があると考えます。

 選挙区選挙においては、各地の実情に応じ、①原発再稼働反対・再生可能エネルギー推進、②集団的自衛権・秘密保護法反対 ③循環型経済・社会の実現 など重要な政策課題で一致できる候補を推薦・支持・応援し、その当選のために全力で活動します。推薦・支持・応援できる候補がいない場合には、自公候補に対して当選可能性の高い候補への投票を呼びかけます。

 また、各比例ブロックおいては、自公とその政治に追随・補完する政治勢力に対抗する野党への投票を呼びかけます。

  今回の解散は唐突ですが、その結果は、安全保障、経済、社会保障、雇用や労働法制、原発・エネルギー問題など、日本社会の今後のありようを大きく左右します。それは、アジアや世界、そして未来の世代にも大きな影響を与えます。

 私たちが果たすべき責務をしっかりと意識し、自公勢力や改憲・原発再稼働を進める政党の議席をひとつでも多く減らし、安倍政権を退陣させるため、街頭で、職場で、地域で、多様な人々とつながりあい、ともに連携し、声を上げ、行動していきましょう。

 安倍政権にNOを!

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