【賛同】フクイチ過労死裁判緊急署名

緑の党は、「福島第一原発過労死責任を追及する会」など4団体が仙台高等裁判所に対して送る「福島第一原発災害収束事業における労働災害を根絶するために 福島第一原発過労死裁判において公正な判決を求める署名」に賛同しました。  東電福島第一原発過労死責任を問う裁判は、519日に仙台高裁判決を迎えますが、東京電力との和解交渉が最終的に不調となったことを受けて、緊急に「公正判決を求める署名」が呼びかけられ、これに賛同したものです。     福島第一原発災害収束事業における労働災害を根絶するために  福 島 第 一 原 発 過 労 死 裁 判 において公 正 な判 決 を求 める署 名  仙台高等裁判所第2民事部  小 林 久 起 裁 判 長 様  福島第一原発で過労死された猪狩忠昭さんのご遺族の損害賠償を求める裁判(「令和 3 年(ネ)第 152 号損害賠償請求控訴事件」)において、第一回口頭弁論に先立ち控訴人は元福島第一原発(イチエフ)労働者の陳述書や、全労協(全国労働組合連絡協議会)が行った東京電力への申し入れの反訳文を証拠として 提出しました。  控訴理由書や陳述書では、2021 年 3 月 1 日福島地裁いわき支部の原判決における認定は「携帯電話の持ち込みについてイチエフ作業現場での特殊性を無視したものである」ことを明らかにしました。 また証拠として提出した、全労協申入れに対する東京電力の公式回答は、基本的に「携帯電話の持ち込 みを禁止していた」ということであり、被控訴人らの主張を被控訴人たる東京電力自身が否定したものです。 しかし原判決は、「携帯電話の持ち込みは禁止していない」という被控訴人らの地裁における主張をそのまま認定しています。控訴人側からの陳述書や証拠提出に対して被控訴人らは反論を提出していません。  原告控訴人らは、家族が突然死亡するという耐え難き体験から「イチエフ作業現場で働くすべての労働者とその家族に、同様の思いを抱かせる事があってはならない」として、控訴審に訴えたものです。  詳しくは→福島第一原発過労死責任を追及する会 https://investigation1026.blogspot.com