【世界のみどり】モンゴルの「市民の勇気・緑の党」と、持続可能な環境保護・民主主義の確立について意見交換

4月1日、モンゴルの「市民の勇気・緑の党」事務局長ムンクジャルガル氏と国際部副部長のデジドマ氏が、 緑の党グリーンズジャパンの共同代表兼国際部長の尾形慶子とオンラインで意見交換を行いました。

「市民の勇気」党は 政治改革、市民の権利、民主主義の確立を中心に、緑の党は環境保護を中心に活動していましたが、2000年、両党は「市民の勇気・緑の党」として連立して選挙に挑むようになり、今年で25周年を迎えます。2020年に両党は合併し、 2024年6月に行われた総選挙で4議席を獲得しました。

同党が重視しているのは、環境問題、政治改革、汚職の撲滅、民主主義の強化です。モンゴルは鉱業や放牧などの産業に依存しており、その結果、過剰放牧による土地の劣化、水資源の不足、森林伐採 などの深刻な問題に直面しています。また、気候変動の影響も強く 受けています。日本には高度 経済成長期に、大気汚染や水質汚濁など深刻な公害を経験し、市民の環境運動によってそれを克服した経験があります。モンゴルの「市民の勇気・緑の党」とは、  こうした経験を共有し、今後の協力の可能性について意見を交わしました。

(参考)市民の勇気・緑の党
 フェイスブック: https://www.facebook.com/iznn.mn
 ウェブサイト:  www.iznn.mn