【世界のみどり】スペイン緑の党が入閣、ヨーロッパの7政府で緑の党が活躍!

ヨーロッパの2023年は激動でした。各国の選挙では、極右政党の台頭する一方、左右政党の両極化が見られました。
7月のスペインの上下院選挙、特に下院が注目されました。ペドロ・サンチェス現首相の率いる社会労働党は、下院350議席の過半数176議席を取ることができず、右派と極右の議席合計を下回ったため、連立交渉が10月まで続きました。サンチェス氏は、緑の党などスマール(左翼政党連合)の支持を受けて辛うじて続投することになり、11月、緑の党から文化大臣アーネスト・ウルタスン氏(下写真)を入閣させました。

欧州緑の党の共同議長ヴォーゲル氏とウェイツ氏は 「これまでで最も進歩的で緑のスペイン政権が発足した。すべての公共政策に緑の移行を取り入れ、すべての気候変動政策を公正に行うだろう。」と評価しました。

2023年11月現在、緑の党はヨーロッパの7つの政府で大臣を務めています。ラトビアでは9月に政府に加わり、国防、文化、交通担当大臣の3大臣を出しています。ほかにオーストリア、ベルギー、ドイツ、アイルランド、スコットランドでも緑の党が政府の中で、気候、社会正義、エネルギー、外交問題など幅広い政策を担当しています。


〈参照〉
ヨーロッパ緑の党 WEBサイト/Facebook
https://europeangreens.eu/news/spanish-congress-approves-the-most-progressive-and-green-spanish-government-ever/

https://www.facebook.com/EuropeanGreens/posts/pfbid0mFvUJT2H19vTxJLxgs3LcGxkiagrSZ8FkEKmNcTyukNa5cmxrvR9ai854h8oLJx2l

https://www.facebook.com/EuropeanGreens/posts/pfbid0thJTWWwrPEFWEAXUPDE2WMiMJ826e9C5dGkphDH1X35bRPHFkc1pJNS5ytKjeFK3l