【世界のみどり】モンゴル緑の党代表が来日
12月18日、モンゴル緑の党代表、Boum-Yalagch Olzod(ボム‐ヤラグチ オルゾド)さんが来日され、神戸市内で兵庫県本部のメンバーと交流会を行いました。
【写真】向かって左から3番目の方がBoum(ボム)さん
■2020年6月1日の国政選挙にチャレンジ!
モンゴルの国会は一院制で、2020年6月1日には国政選挙が予定されています。
モンゴル緑の党は候補者擁立を計画しており、
「若者の力でモンゴルをクリーンに」を柱に
1、社会をクリーンに(社会の不正、腐敗をなくす)
2、公共をクリーンに(公衆衛生環境を整備する)
3、経済をクリーンに(高校を卒業した若者の70%が仕事に就けず、輸入に頼る経済状況を改善する)
の3つの政策を訴えていきます。
■ベーシックインカム、羊毛産業振興、砂漠化防止、輸出拡大の一石四鳥な政策
ボムさんはとても夢のある政策を語ってくださいました。
『モンゴルには「土地所有法(2002年制定)」というユニークな法律があり、
国民は家族ごとに国から土地がタダでもらえます。居住地ごとに広さが
決まっていて、例えば首都ウランバートルでは0.07ha。
この土地にソーラーパネル設置して、自家消費で余った分を売電し、
土地所有者のベーシックインカムとする。
砂漠化が進行しつつある草原に(ソーラーシェアリングのような)
架台付きのソーラーパネルを設置すれば、強い日差しが和らげられ
植物が生えやすくなり、羊などの動物の食料にもなる。
羊毛加工の際に出る低質な羊毛を砂漠化進行地域に保湿材として
敷きつめれば、土地の乾燥を防ぎ植物の定着材となり、砂漠化を
くいとめることができる。
モンゴルの人口は少ないので、ソーラー電力はエネルギー不足に悩む
中国に輸出できる。』
このソーラーパネルを活用した一石四鳥な政策に、緑の党兵庫のメンバーも
興味津々で聞き入っていました。
来年の国政選挙でのモンゴル緑の党議席獲得を期待します!
(報告:緑の党共同代表/緑の党兵庫県本部共同代表:松本なみほ)