【世界のみどり】オーストラリア緑の党 共同副代表と会談(vol.2)

スコットさん事務所訪問オーストラリア緑の党共同副代表のスコット・ラドラム上院議員が休暇を利用して来日され、急遽1月4日に京都で茶話会、5日には東京の事務局訪問をされた後、会談を行うことができました。




〔写真〕高円寺の事務局に訪問されたスコットさん(向かって左)とディビッドさん(右)
撮影:佐藤秀明

4日京都の概要報告 https://greens.gr.jp/world-news/16425/ に続き
共同代表の長谷川平和より、5日の東京での会談の感想です。

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オーストラリア緑の党共同副代表であるスコット・ラドラム上院議員とスコットさんのコミュニケーションアドバイザーの方にお会いして、私たちが緑のグローバルネットワークを通じて政治理念や理想の社会像を共有する世界の仲間とつながっていることを改めて実感しました。通常はドイツの緑の党とのコミュニケーションが多いのですが、南半球からやって来た緑の党のメンバーに会った時も、見ず知らずの出会ったという感覚はなく、どことなく懐かしい感覚さえ覚え、お互いに仲間意識を共有していることが感じられました。

もちろん、彼らが活動しているオーストリアという広大な大陸内には、それぞれ地域特有の政治文化があり、日本とは制度も異なります。それでも、「どうすれば緑の活動を広げられるか」、「新しく政治に参加した人にどう接していくか」など、同じような課題を前に、何十年も失敗と成功を繰り返しながら体系的に組織づくりや政治活動に取り組んできた結果として現在のオーストラリア緑の党があります。

私たちは様々な理由やきっかけで緑の活動に参加しはじめましたが、スコットさん達が緑の党に係わりはじめたのも、偶然であったり、ちょっとしたきっかけでした。社会が変わるのは、そうした小さな偶然やきっかけが積み重なることによって起こるのかもしれません。そして、その偶然やきっかけを生み出すような場をたくさんつくり、しっかりと蓄えていくことが、今の日本の緑の党のToDoであると、オーストラリアから来日した緑の先輩方と会って感じました。