【報告】 8/31脱原発首相官邸前抗議アクションで共同代表すぐろ奈緒がスピーチ

すぐろ奈緒スピーチ写真

毎週金曜日に行われている首相官邸前抗議アクションには、緑の党のメンバーも多数参加しています。
「8.31緊急!大飯原発を停止せよ!首相官邸前抗議」では、共同代表のすぐろ奈緒(杉並区議)がスピーチしました。

 

<スピーチ内容>
2030年時点での原発の依存度を議論していますが、
私たち緑の党は
「全ての原発を即時廃止すべきで、それ以外の選択肢はありえない」と考えています。
福島第一原発4号機は今も危険な状態。屋根も壁もない、防水シートに覆われているだけ。
地震や台風で倒壊したら昨年の事故の60倍もの放射性物質が飛び散ることになります。
しかし燃料棒の行くあてがありません。
私は今年1月にドイツの高レベル性廃棄物処理場(予定地)ゴアレーベンで
研究者に話を聞きました。
「私は35年間研究してきたが、未だにここが適地かどうか分からない」と話していました。
莫大な費用と時間と労力を費やしてきたドイツでさえ最終処分場が決まっていないのです。
地震大国の日本で適地が見つかるとは思えません。
人間の能力を超えた未経験の難題に直面しているのです。
これまで作り出してしまった核のゴミの処理をどうするのか、
その答えを見いだせないうちに「再稼働」はありえません。
全ての原発を止めるまで一緒にがんばりましょう。


8.31緊急!大飯原発を停止せよ!首相官邸前抗議
http://coalitionagainstnukes.jp/?p=1097