【報告】 5月3日の憲法集会で政党代表としてスピーチ
【報告】 5月3日の憲法集会で政党代表としてスピーチ
共同代表 長谷川羽衣子
5月3日、京都の憲法集会に参加し、緑の党代表としてスピーチしました。3500人収容できる会場は満員で、立ち見が出るほどでした。
私たちが普段、憲法を意識することはあまりありません。しかし「何か」が起こって立ち上がらなければならない時、はじめて憲法の大切さを実感するのです。
私の場合は、放射能の拡散に抗議した友人が不当に逮捕された時、なぜ憲法に表現の自由が明記されなければならなかったのか、まざまざと実感しました。そして、それと同時に憲法に謳われた理念を実際に生かして行くためには、不断の努力が必要なのだと理解しました。
今、改憲が行われようとしていますが、それ以前に、私たちは未だ憲法を充分に生かせていないことを思い出さなければなりません。例えば600万円、300万円という世界でも類をみない高額な国政選挙の供託金は、憲法に定められた法の下の平等に反しないでしょうか?そして、生まれによる差別を禁じているにもかかわらず、日本ではつい最近まで婚外子(非嫡出子)への相続差別が放置されて来たのです。