【報道】 イタリアメディアに掲載

http://www.greenstyle.it/in-giappone-nasce-il-primo-partito-anti-nuclearista-11102.html

■内容要約

 日本初の反原発政党が誕生 フクシマ原子力災害は大きな政治的影響をつくりだした。反原発活動家を中心とする日本初の環境保護政党、緑の党が結成されたのだ。

 2013年の夏までに行われる国政選挙に向けて政府の政党要件取得をめざす。 日本の与党民主党と第一野党の自民党がどちらも原発推進姿勢をとっており、2011年のフクシマ事故後は順次停止されてきた他の原発を再稼働しようとする中で、緑の党は明確に反原発を打ち出した最初の党となった。 緑の党が結成されたので、日本の人たちはやっと反原発だけでなく、環境保護も中心に掲げる政党へ投票することができる。

 この緑の党は会員がまだ数千人だが、ドイツ緑の党や欧州の環境政党に勇気づけられて、日本の政治地図を書き変えようとしている。

 まずは2013年の国政選挙を目指して10人前後の候補を立てることに注力する。もちろん候補者は、フクシマ第一発電所の事故以来高まっている反原発のうねりに乗らなければならない。がんばれ、日本の緑たち。野田総理はまだ原発を止める気がないが、再稼働を許してはいけない。

 フクシマ事故以前の日本は約1/3の電力が原子力発電だった。政府は将来のエネルギー供給について3つの「案」、つまり原発ゼロ、15パーセント、20-25パーセントを示して世論を作ろうとしている。世論形成には新しい緑の党が大きな影響をもつことだろう。

2012年7月31日 10:54

(要約 緑の党翻訳チーム)