【ストップ気候危機】 ストップ!石炭火力発電9.25アクション


ストップ!石炭火力発電 9.25アクション

緑の党グリーンズジャパンは、9/25の「世界気候アクション(Global Day of Climate Action)」にあわせて、全国の電力会社に対して「2030年までの石炭火力発電の廃止」を求めてスタンディンクや申し入れ(*)のアクションを行います。

各地のアクション一覧  

電力会社 集合時間など 場所 連絡担当者・TEL
九州電力 11:50 九州電力本店前 090-6426-0901 本河
四国電力 11:45 四国電力本社前 090-1004-8529 渡辺
関西電力 13:00 関西電力本社前 070-6542-0438 野網
中部電力 15:00(仮)申し入れ(要連絡)
18:00 スタンディング
中部電力本店前 090-9928-3299 尾形
7:30~8:30  碧南市役所前(碧南高校との間の県道) 080-6967-7751 辻
16:00 松本勤労者福祉センターロビー 中部電力松本営業所前 080-5108-8988 佐久
東京電力 15:30 JR新橋駅SL広場 東京電力本社前 090-2739-3909 漢人
10:00 スタンディング 東京電力パワーグリッド神奈川総支社前(日本大通り2分) 090-4602-6652 西村
東北電力 14:00 スタンディング 東北電力新潟営業所 090-1541-4798 中山
東北電力本店へ要請書を郵送にて申し入れ 080-5558-5335 蛇石

 

*電力会社へ申し入れる要請書(各電力会社の状況によりアレンジして提出)


○○電力株式会社
社長 ○○○○ 様

2020年9月25日
緑の党グリーンズジャパン


2030年までに石炭火力発電の廃止などを求める要請

 
 「50年に1度」「観測史上最高」と言われる極端気象が毎年のように起こり、この日本にも甚大な被害を招いています。その原因が地球温暖化にあり、一刻も早くCO2削減へ向けた効果ある対策が求められています。気候危機に立ち向かうために、国連は「2030年に45%削減、2050年実質ゼロ」が必要であり、石炭火力の新規建設禁止と、石炭火力の2030年までの廃止を求めています。そして早期の脱石炭を表明する国が相次いでいます。

 しかし日本政府と大手電力会社は、石炭火力発電の新規建設・稼働を進め、海外への新規建設も進めています。政府のエネルギー基本計画では、2030年に電源構成に占める石炭火力を26%と見込んでおり、2050年以降も石炭火力を維持することを想定しています。また、石炭火力発電は日本の温室効果ガス排出量の約22%も占めています。国連が求める2030年45%削減のためには、石炭火力発電の2030年廃止が必要なことは明らかです。

 このような世界の流れと逆行する日本の姿勢は、国連や国際社会から厳しい批判にさらされています。COP(気候変動枠組み条約締約国会議)では、「環境NGOが温暖化対策に後ろ向きな国に与える」化石賞が、毎年のようにって日本に付与されています。9月25日には、気候危機の被害を最も受ける若い世代による世界気候アクション0925が行われます。これらの声を真摯に受け止め、大胆な方針転換に踏み出すべきではないでしょうか。
 
 他方で、大規模に進めるべき再生可能エネルギー比率の政府目標は、2030年でわずか22~24%でしかありません。ドイツやイギリスのように10年ほどで40%以上を実現することは可能です。再生可能エネルギー拡大のためのあらゆる手段を講じるべきです。また、東京電力福島原発事故の悲惨な被害と、その復興が十分に果たされていない現状を踏まえるならば、未来のエネギーとして原発は危険極まりないものであり、原発の稼働と再稼働は中止し廃炉をめざすべきです。

 以上のことを踏まえ、私たち緑の党は、御社をはじめ各電力会社に対して次のことを求めます。

1.2030年までに、すべての石炭火力発電所を廃止すること
2.2030年までに、再生可能エネルギー比率50%以上をめざすこと
3.原子力発電所の稼働および再稼働は中止すること