【お知らせ】オンライン連続セミナー:気候危機とコロナ危機 新しいシステムを求めて
セミナーは全て終了しました。
8月中旬に第2回、第4回、第5回の録画を公開の予定です。
気候危機とコロナ危機は、自然環境を破壊する人間活動が原因であるという共通の認識が広がっています。自然環境の破壊をかえりみずに利益最大化を追求する経済・社会のシステムは、もはや限界に達しています。自然と人間社会の持続可能性のためには、新しいシステムへの転換が求められています。 求められている新しいシステムとは何か、「自然と共生するグリーン経済」「社会的連帯と生活保障の新しい形」「グローバリズムとローカリズム」「ヨーロッパ緑の党の主張」「新しい社会への羅針盤」などの多角的な視点から追求します。 ぜひ、オンライン連続セミナー「気候危機とコロナ危機 新しいシステムを求めて」にご参加ください。問題意識の共有と活発な議論で、未来への希望をともにつくりあげましょう。 | ▶事前申込み制 ウェビナー ▶参加費無料 各回90分 |
第1回 6/13(土)14:00~ 「新型コロナ災禍から我々が学ぶべきこと」
五箇公一 ごかこういち さん
国立環境研究所、生物・生態系環境研究センター(生態リスク評価・対策研究室)/室長。著書に「終わりなき侵略者との闘い~増え続ける外来生物」(小学館2017年)など。テレビ出演、新聞報道などマスメディアを通した発信に力を注いでいる。
「新型コロナウイルス発生の裏にある“自然からの警告”」と題した国立環境研究所の動画が話題となりアクセス数は11万回をこえています。生物多様性の視点から「生態系の破壊が感染症の原因」と喝破しています。「グローバルからローカルへ」という提言も、新しいシステムへの重要な羅針盤です。
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第2回 6/21(日)14:00~ 「スウェーデン政府与党が語る、コロナ対策の方針と課題」
ジャニーン・アルム・エリクソンさん
緑の党の国会議員団代表、外務委員会メンバー、ジェンダー平等政策担当スポークスパーソン。スウェーデン緑の党は昨年1月から社会民主労働党との連立政権を組み、5人の大臣を内閣に送っている。
スウェーデン政府は、徹底的に専門家のアドバイスに従う方針。データの透明性、手厚い補償とソフト・ロックダウンが支持されている一方、治療可能な患者優先や、高齢者間の感染防止失敗が論議を呼んでいます。高度な福祉大国・環境大国は何をめざすか。難しい時代の選択についてインタビューしました。 *セミナーでは編集録画を視聴します。
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第3回 6/28(日)14:00~ 「ポスト資本主義とグリーンニューディール」
斎藤幸平 さいとうこうへい さん
大阪市立大学准教授、専門は経済思想。著書「大洪水の前に マルクスと惑星の物質代謝」(堀之内出版2019年)、編著書「資本主義の終わりか、人間の終焉か?未来への大分岐」(集英社新書2019年)5万部を越え注目されている。
編著書の「未来への大分岐」が注目を集めています。資本主義が瀕死の状態の中で苦しむのは貧しい人々と未来の世代という認識のもと、拡大・成長による利潤を追求する資本主義に対する下からの社会運動の大切さ、「コモン(共有)」の復権、グリーンニューディールの可能性など、魅力的な視点を提供しています。
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第4回 7/11(土)14:00~ 「コロナ対策で露呈した雇用・生活保障の問題点」
藤田孝典 ふじたたかのり さん
生存のためのコロナ対策ネットワーク共同代表。NPOほっとプラス理事。聖学院大学客員准教授。反貧困ネット埼玉代表。著書に「下流老人」(朝日新書2015年)、「中高年ひきこもり―社会問題を背負わされた人たち―」 (扶桑社新書2019年)など
政府のコロナ災害対策は十分に機能せず、多岐にわたって雇用・生活保障制度の問題点が露呈しています。生存のためのコロナ対策ネットワークは、「対案は単純な経済成長では、もはやありえない… 経済システムを見直した新しい社会」を、と提言しています。多彩な提言を踏まえて、めざすべき方向性を探ります。
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第5回 7/25(土)16:00~ 「公正な税制とグリーンリカバリー」
岸本聡子 きしもとさとこ さん
環境NGO A SEED JAPANを経て、2003年よりオランダ、アムステルダムを拠点とする「トランスナショナル研究所」(TNI)に所属。著書に「水道、再び公営化! 欧州・水の闘いから日本が学ぶこと」(集英社新書2020年)
気候変動対策である「グリーンディール」を打ち出していた欧州(EU)は、コロナ危機に直撃されています。環境と経済を同時に回復させようとする「グリーンリカバリーを」という議論が起きています。その中身とは、そして財源をどこに求めるか、欧州の試みと議論の紹介に基づいて議論します。
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チラシダウンロード➡https://greens.gr.jp/uploads/2020/05/Seminar-tirasi0526.pdf