【ストップ気候危機】 政府へ温室効果ガス削減目標据え置き撤回のメールを!
政府が温室効果ガス削減目標を引き上げずに国連へ提出!
撤回と再考を求めるメールを至急政府に送ろう!
コロナウイルス感染症の拡大に、マスコミや人々の関心が集まる中、政府は昨日3/30、温室効果ガス削減目標を低い数値のままで国連に提出することを決定してしまいました。
至急、撤回と再考を求める声を政府に届けましょう。
メール送信先 ➡ https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken_ssl.html
国連は「2030年に温室効果ガスの45%削減」を呼びかけ、各国にこれまで以上の数値目標の引き上げを求めています。
しかし日本政府は、2013年比26%(ただし国連などの基準年1990年との比較ではわずか「18%」)という低い目標値のまま提出しようとしているのです。
日本の数値目標をすべての国が採用すれば、3~4℃の気温上昇になる、と指摘されています。1.5℃以下に抑制することが求められているにもかかわらずです。
1/23のCAN-Japan(気候変動NGOネットワーク)の声明では↓↓と報告されています。
これまでに2020年中の目標の強化・提出を予定する国は、108カ国に増えました。EUも排出削減目標を「40%削減」から「55%削減」へと引き上げて、遅くともCOP26までに提出する方向で検討を進めています。
https://www.can-japan.org/press-release-ja/2665
このような世界の流れに逆行し、低いままの数値目標を提出することは、世界の温暖化対策にきわめて重大な悪影響を与えてしまいます。
▶日本のNDC(国が決定する貢献)←国連に提出する文書
https://www.env.go.jp/press/files/jp/113664.pdf
▶「日本のNDC(国が決定する貢献)」の地球温暖化対策推進本部決定について
https://www.env.go.jp/press/107941.html
<参照>
日本政府のNDC提出に対するCAN-Japan声明
目標の据え置きは、気候危機を助長し世界の努力に水をさす。直ちに見直しに着手を
https://www.can-japan.org/press-release-ja/2732