【動画】 原発メーカー訴訟について学ぼう
1月4日(土)に緑の党事務所で
「原発メーカー訴訟について学ぼう」が開催されました。
講師は同弁護団長で、緑の党会員の島昭宏さん。
島さんのお話は、
「福島第一原発の、1、2、3、4号機はどのメーカーがつくったか知っていますか?」という質問から始まりました。
1号機はGE、2号機はGEと東芝、3号機は東芝、4号機は東芝と日立がつくったそうです。原子力産業の黎明期、そうやって技術の継承がされてきました。
「脱原発の運動を長くやっている人でも、ほとんど知らない。それくらい、原発メーカーの責任は意識されていない」と、原発メーカーの責任追及の社会的意義について話されました。
今の日本の法律では、原発をつくったメーカーは事故の責任を問われないことになっているため、原発事故被害者に、メーカーは一切の賠償をしていません。
これは世界的な潮流で、原発メーカーは建設にあたって、事故の責任を負わないこと(免責規定)を条件にしています。
責任のないまま、2030年までに約370基の原発建設が計画・構想されているのです。
いま、世界から注目を浴びている「原発メーカー訴訟」は、原発メーカー各社に対し、世界中の人が原告になって、一人あたり100円の慰謝料をメーカーに求める訴訟です。
メーカーの責任を追及する動きを世界中に広げていこうという社会運動的な側面もあり、現在、世界中で原告団を大大大募集中。韓国、台湾などの緑の党も応援しています。
勉強会の模様はこちらです。
http://www.ustream.tv/recorded/42395603
◆年会費2000円を払えば、誰でも原告団に加わることができます。
◆原告団募集の締め切りは1月20日。日本での目標は1000人、現在800人弱。
詳しくはこちらからどうぞ。→http://ermite.just-size.net/makersosho/