【賛同】介護保険ー参院選での争点化に向けて、全政党そろい踏みの院内集会ー 

【賛同】介護保険ー参院選での争点化に向けて、全政党そろい踏みの院内集会ー 

緑の党は、「ケア社会をつくる会」が5月28日に開催する、「各政党に問う『尋常ならざる事態!』 どうするつもり? 介護保険ー参院選での争点化に向けて、全政党そろい踏みの院内集会ー」に賛同しました。 

趣意書
 介護保険が始まって 25 年、2025 年は団塊の世代全員が後期高齢者になる年です。
四半世紀を経た介護保険は、当初の想定を超えた超高齢化、認知症、高齢単身世帯の激増など、さまざまな課題を抱えています。しかし、こうした難問に対し、国がこの間やってきたのは介護サービス給付の削減、介護報酬の減額を中心に対応することだけでした。

 その結果、介護の現場では、在宅介護サービスを中心に倒産や事業所閉鎖が毎年「史上最多」を更新するなど、必要な介護サービスを提供できない状況が生まれています。訪問介護事業所に至っては、107 自治体でゼロ、残り1は 272 自治体(2024 年 12 月末現在)という惨状で、介護サービスがないために、住民が住み慣れた地域を離れざるをえない事態も招いています。地域包括ケアシステムに謳った「住み慣れた地域で、自分らしい生活をできる限り続ける」は、どこに行ったのでしょうか。

 介護保険は「走りながら考える」と、制度が未完成であることを認めてスタートしました。その欠陥を改善し、見直すことを怠ってきた結果が現在の惨状で、「安心できるケアが受けられないのでは」という高齢当事者の不安は増すばかりです。介護現場では職員不足のためギリギリの介護を行うのが精いっぱいで、25 年かけて培ってきた介護技術を次世代につないでいくことができません。

 7 月には参議院選挙が行われます。こうした事態に歯止めをかけられるのは、国民の幸せを実現する「政治」です。石破茂首相は訪問介護のサービスを支えるホームヘルパーの人材不足について、昨年 12 月 6 日の参議院予算委員会で「尋常ならざる事態」と言明しました。私たちは負担を減らしてサービスが維持できるかのような公約は、もう聞きたくありません。各政党にはこの「尋常ならざる事態」と真剣に向き合い、選挙の大きな争点に「介護」を取り上げていただきたいと願います。その上で、事前に実施した各政党へのアンケート結果を踏まえ、各政党からの取り組みとその姿勢を示す場として、院内集会を開催いたします。

■プログラム
日時:5月28日(水)14:00-16:00(開場 13:30)
場所:衆議院第一議員会館第一会議室
開催方法:ハイブリッド 会場+YouTube同時配信
参加費:無料
申し込み:Peatix
14:00 開会 ・ 趣旨説明
【第1部】
14:05-14:15 アンケート実施とその結果報告
14:15-14:40 現場からの全体についてのコメント
訪問介護事業者・ホームヘルパー・ケアマネジャー・定期巡回随時対応型訪問介護看護・施設・利用者
14:40-15:20 各政党の回答
15:20-15:25 主催者まとめ・声明
【第2部】
15:30-16:00 記者会見

主催:ケア社会をつくる会
共催:認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク、NPO法人高齢社会をよくする女性の会

会場参加申し込み
 →https://csallpartygathering2025.peatix.com/event/4376497/view
オンライン参加
 →https://onlinecsallpartygathering2025.peatix.com

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