【談話】安倍首相の突然の辞任にあたって- 「アベ政治」と決別し、政治の大転換へ
【談話】安倍首相の突然の辞任にあたって-
「アベ政治」と決別し、政治の大転換へ
2020年8月31日
緑の党グリーンズジャパン共同代表
中山 均
8月28日、安倍首相が病状悪化を理由に突然の辞任を表明しました。
8年近くに及んだ第二次安倍政権の下で、憲法理念の破壊、 「森友・加計学園」問題に象徴される 隠蔽・改ざんと忖度、沖縄の民意の蹂躙と新基地建設、米国からの兵器の「爆買い」、富裕層や大企業を優遇する経済政策など、民主主義と人々の暮らしを破壊する政治が続きました。近隣諸国との関係も改善が図られていません。新型コロナ感染拡大への対応の迷走や経済優先の施策も、大きな混乱を招いています。
病気を理由にこれらの 責任が曖昧にされてはなりません。「アベ政治」の継続を許さず、数々の疑惑を明らかにさせ、安倍首相本人やそれを支えた勢力に、その責任を取らせなければなりません。
沖縄新基地建設も直ちにストップさせなければなりません。気候危機対策にも一刻の猶予もありません。
日本の社会・政治に大きな歪みをもたらしたこの長期政権は、私たちも含む野党勢力の力不足によっても支えられたと言っても過言ではありません。私たちはそのことも深く省みながら、公正で透明で希望の持てる政治への大転換を実現するため、多くの市民・立憲野党とも連携し、今後も奮闘することを決意します。
PDFファイルは⇒https://greens.gr.jp/uploads/2020/08/danwa20200831.pdf