【世界のみどり】ノルウェー緑の党、自治体選挙で歴史的な大躍進
ノルウェー緑の党は9月9日の自治体選挙で4年前の前回の選挙から大幅に議席を増やしました(得票率が2.6%アップし6.8%に)。全体の選挙結果としては、第1党が労働党、第2党が保守党ですが、両党ともかなり票を減らしています。
首都オスロでは、緑の党は得票をほぼ倍増し15%以上の得票率となりました。
<この結果を受けたコメント>
共同代表のアリルド・エルムスタッド
「2019年の選挙はノルウェーの政治の分岐点です。この選挙はノルウェーのグリーンムーブメントにとって明確なブレークスルーとなります。緑の党は政治情勢の変化のなかにいます。ノルウェーの緑の党は、他の欧州諸国で見られたように、グリーンムーブメントの主要な党となりました。これは始まりです。2021年には、気候変動対策をノルウェーの次の政府の主要な政治プロジェクトにすることに取り組んでいきます。」
オスロの環境・交通担当副市長のラン・マリー・バーグ
「今年の選挙は、より良い気候変動対策のための選挙であることが証明され、緑の党ノルウェーを大きく変えました。気候は変わりつつあり、私たちも変わらなければなりません。時間がありません。世界中で、緑の政治家が私たちと同じ大義のために戦っています。今日より楽観的になったことはありません。」
欧州緑の党共同議長のモニカ・フラッソーニとラインハルト・ビュテ
「ノルウェー緑の党が、前例のない結果をもたらした非常に成功したキャンペーンを祝福します。これは、気候緊急事態に正面から取り組み、公正な移行の土台を築く大胆なグリーン思考と政策に対するヨーロッパの意欲が一層高まっていることを証明しています。」
(2019.9.27仮訳)
*参照サイト
European Greens; Norwegian Greens get historic results in local elections
https://europeangreens.eu/news/norwegian-greens-get-historic-results-local-elections