【世界のみどり】スウェーデン新政府に緑の党から5人入閣
1月21日スウェーデン緑の党は、極右政党の政権を阻止し社会民主労働党との連立政権を組みました。昨年9月の総選挙での社会民主労働党の歴史的大敗から4か月の混乱を経て、2014年に引き続き2度目の連立で、今回は5人が入閣しました。
スウェーデン緑の党のスポークパーソン(共同代表)でもあるイザベラ・レヴィンは、環境気候大臣兼副首相に再任されました。 パール・ブルンドも財務副大臣にとどまり、住宅問題の責任者となります。ピエテル・エリクソンは、外務省の開発協力大臣になります。エサ・リンドハゲンは、労働省のジェンダー平等大臣になり、差別と分断を阻止する仕事につきます。アマンダ・リンドは、文化省の文化民主主義大臣になり、若者・スポーツ問題の責任者になります。
スウェーデン緑の党は、5人がこの4年間に築いてきた基礎を固め、気候・ジェンダー平等・共感の仕事も責任を持って取り組むと期待しています。また、他のヨーロッパとつなぐ高速鉄道への投資、スウェーデンを世界で最初の化石燃料に依存しない福祉国家にするための抜本的な改革も重点政策とすると宣言しました。
*参照
スウェーデン緑の党(Swedish Green Party)ウェブサイト
ヨーロッパ緑の党(europeangreens)ウェブサイト