【声明】東京都知事選挙終盤戦―緑の党は、推薦候補鳥越俊太郎さんの当選をめざし…
【声明】 東京都知事選挙終盤戦―――
緑の党は、推薦候補鳥越俊太郎さんの当選をめざし、全力で応援します
2016.7.25
緑の党グリーンズジャパン 東京都本部
7月31日投開票の都知事選は、すでに終盤戦。選挙情勢は、世論調査によると、鳥越俊太郎候補は自公が分裂しているからといって楽観できる状況ではありません。小池百合子候補が一歩リードと報じています。
今回の都知事選は、石原、猪瀬、舛添都知事と3代続いての任期途中の辞職に伴うものです。ジャーナリストの鳥越俊太郎さんは、告示直前に出馬を決意しました。
その出馬会見において、「政治とカネ」による都政の混乱を正し、市民の税金により都政が成り立っていることを自覚し、都政を都民に取り戻すことをアピールしました。そして、 「住んでよし、働いてよし、環境よし」の東京を実現することを基本姿勢として打ち出しました。また、突然の出馬となったことについて、7月10日開票の参議院選挙での結果をみて、憲法がないがしろにされていくことへの強い危機感を持ったと語りました。
緑の党グリーズジャパンは、鳥越俊太郎さんのこの決断を歓迎し、推薦を決定しました。
東京都は、石原都知事になってから、学校現場には強制と管理が強まり、自由が封じられています。開発優先のまちづくり、時代錯誤の道路事業が大手を振ってまかり通り、環境と暮らしをズタズタにしています。東京電力の大株主であるにもかかわらず、再生可能なエネルギーへの転換どころか、原発推進を支えています。効率優先、市場原理の導入、「自己責任」などによって、子育て環境は悪化し、子どもの貧困は深刻化し、労働環境もブラック化しています。医療、介護も疲弊してきました。
今回の都知事選は石原都政以来の都政のひずみを転換させる大きなチャンスです。
東京都本部では、鳥越候補の当選に向けて、各地でのアクション、「鳥越俊太郎を応援する自治体議員の会」に積極的に参加し、さまざまな勝手連をつなぎ情報を提供する「鳥越俊太郎を応援する市民センター」の立ち上げやサポートに積極的に取り組んでいます。そして、終盤戦に向け、全国からの支援を呼びかけています。
緑の党は、市民の力をつなぎ、野党4党、他の政治団体とも協力し、総ぐるみで、鳥越都知事を誕生させたいと思います。
過去2回の都知事選で緑の党が応援した宇都宮健児さんは出馬を表明していましたが、鳥越さんの立候補表明を受け、おふたりは協議を行い、苦渋の決断だったとは思いますが、告示前日、都政の転換を実現するためのチャンスを生かすことを優先し、立候補表明を取り下げました。宇都宮健児さんの思いを考えると、この都知事選負けるわけにはいきません。
投開票まであと7日。鳥越俊太郎都知事誕生に向け、みなさん一緒に駆け抜けましょう。
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