【ご案内】6/5,6/6 東京、岩手で足立力也さん講演会
緑の党グリーンズジャパンの前国際部長で、『丸腰国家』、『平和ってなんだろう―軍隊を放棄したコスタリカの平和戦略―』などの著書を通して、緑の党が掲げる非暴力・平和の理念や持続可能な社会像の普及に努めて来られた、足立力也さんの講演会が、6/5,6に東京と岩手県一関市で開催されます。
日本の安全保障政策とエネルギー政策の、本来あるべき姿はどういったものなのか?
軍隊を持たず、再生可能エネルギー100%を目指す現実の国家、コスタリカから学んでみませんか?
6/5(金) 東京 なぜ、日本にできなくてコスタリカにはできるのか?
足立力也さんに聞いてみよう
―自然エネルギー100%、常備軍撤廃、イラク戦争支持撤回etc
安倍政権の下、平和憲法を根底から否定する安保法制(戦争法案)が推し進められ、福島第一原発の事故を経験してもなお、原発を再稼働させようとする日本。
か たや、中米のコスタリカは、憲法で常備軍を廃止し、1983年には非武装永世中立国を宣言。2003年には当時の政権が一旦イラク戦争を支持するも、翌年 の違憲判決で戦争支持を撤回。近年では自然エネルギーの普及に力を入れ、2021年までの電力需給の100%を自然エネルギーにするとし、実際、今年1月 1日から3月半ばまでの75日間を、100%再生可能エネルギーによる電力供給で乗り切り、発電部門のC02排出をゼロにした。
なぜ、日本にできなくて、コスタリカにはできるのか。日本でも数少ない、コスタリカ研究家で、北九州市立大学非常勤講師(国際関係学)の足立力也さんは、その秘密は「教育」にあるという。聞き役は、イラク戦争やパレスチナ紛争での現地取材や、原発・自然エネルギー取材の経験も豊富なジャーナリストの志葉玲さんがつとめます。
○日時:6月5日(金)18時半~20時半
○会場:青山学院大学 2号館220号室
○参加費1000円(カンパ歓迎)
○主催:足立力也氏東京トーク2015.6.5実行委員会
○共催:イラク戦争の検証を求めるネットワーク
○申込:reishiva☆gmail.com まで(☆は@)
○主な内容
・コスタリカでの平和主義、環境対策について(足立力也)
・戦争法案、ここが危ない!
安倍首相のウソを戦場ジャーナリストが斬りまくり(志葉玲)
・足立×志葉クロストーク「日本だってできるはず?!エコでピースな政治のために」
・追加ゲストも調整中
6/6 岩手・一ノ関 平和をつくろう!講演会
~コスタリカはなぜ紛争の絶えない中米地域で非武装を貫いたのか~
戦争をしないために軍隊が必要だ、というのが安倍首相の言い分です。
しかし、本当にそうでしょうか。
コスタリカの事例は、軍隊がないことが最大の防衛力になる、ということを示しています。
コスタリカ人たちはリアリストです。
現実的な判断として軍隊を放棄し、非武装を続けてきました。
クレバーな外交で紛争を武力衝突に発展するのを回避し、
情熱をもって地域の武力紛争を終結に導きました。
今こそまさに、自由で民主的な私たちの社会の「存立危機事態」です。
安倍首相が、「破局的人災」スイッチを押そう押そうとしているからです。
それをぜひ、みんなで止めましょう。
そして、それを通じて、私たちがより強くなりましょう。
○日時:6月6日(土)13:30~15:30
○場所:一関市立千厩図書館ミニシアター
○参加費:1000円(高校生以下無料)
○主催:おふぃす たんぽぽのゆめ
○お問い合わせ:090-5231-4333(吉田)
☆足立力也
コスタリカ研究家・北九州市立大学非常勤講師(国際関係学)。
主な著書に、
『丸腰国家』 扶桑社新書、
『緑の思想 経済成長なしで豊かな社会を手に入れる方法』 単行本
『平和ってなんだろう―「軍隊をすてた国」コスタリカから考える』 岩波ジュニア新書
『平和をつくる教育―「軍隊をすてた国」コスタリカの子どもたち』 岩波ブックレット