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【世界のみどり】30周年を迎えたドイツ緑の党

2013/03/15


3月6日、ドイツ緑の党は30周年を迎えたそうです。様々な困難と向き合い、経験を重ねてきたドイツから学びつつ、日本の緑の党も7月の参院選で歴史の第一歩を踏み出したいと思います。

ドイツ緑の党ウェブサイト
http://www.gruene-bundestag.de/fraktion/fraktion-aktuell_ID_4384723/born-to-be-green_ID_4387626.html より

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ボーン・トゥー・ビー・グリーン「緑になるために生まれた」(ドイツ連邦議会での緑の党の30年)

1983年3月6日、緑の党は第10期ドイツ連邦議会の選挙で5.6% の票を獲得し、女性10名、男性18名が初の緑の議員団としてドイツ連邦議会入りを果たしました。新しい時代が始まったのです。
連邦議会での緑の党の30年――緑の政治は、未来への道を切り開くためにあり続けてきました。そして私たちはそのことに常に忠実であり続けてきました。もちろん変化もあります。初の緑の議員団は28名でしたが、現在では68名にもなりました。その間の30年は、議会での激動の歴史でした。その歴史には、2011年脱原発の決定に帰結した数十年にわたる脱原発への闘いの成果や、同性愛者や女性の平等権の徹底した導入も含まれます。また、連邦憲法裁判所の判決により養子縁組の権利もさらに改善させてきました。

この30年が意味することは他にもあります。私たちは今、政党としてベストな年齢になったということです。生意気な反抗期はもう過ぎました、高い学費も払い終えました。手編みのセーターはスーツに代わり、議員団会議での編み物はTwitterに代わりました。変化は私たちの学習能力を示すものでしょう。私たちはしっかりと自分たちの政治的な基本理念に根ざしつつ、その実現のために闘ってきました。しかしその中で、多数派の支持を得てはじめて自分たちの政治的な目的が実現できる、ということも学びました。これは、時として苦しい妥協をしなければならないということも意味するのです。

議会における緑の党の30年史――それは何よりも私たちの政治の内容を実現するための努力と闘いといえるでしょう。私たちはまだ目標にはほど遠いところにいます。例えばエネルギー転換について、SPD(ドイツ社会民主党)との連立時代に打ち立てた成果は、CDU/CSU(キリスト教社会・民主同盟)とFDP(自由民主党)の連立政権によって徹底的に台無しにされました。また環境に配慮した地方経済、健康的で手ごろな価格の食品の提供、そして家畜の大量飼育からの脱却のための緑の農業転換において私たちは足踏みをしており、農業産業界への利益誘導型政治を許しています。最近のスキャンダルとしては、残念なことに、消費者と、環境と動物の保護をないがしろにする事件の証拠が明らかにされました。

CDU/CSU(キリスト教社会・民主同盟)とFDP(自由民主党)の連立政府から私たちが政権を奪い返せる可能性は十分にあります。なぜなら私たち緑の党だけでなく、社会も変わったからです。30年前ほんの少数派の信念だったものが、今では広く市民の間に受け入れられるようになりました。今年は政治において多数派をつくる絶好のチャンスです。緑になるために生まれ、緑の情熱につき動かされて来たこと、それは今も全く変わりがありません。

(翻訳:緑の党翻訳チーム)

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