【世界のみどり】フィンランドの最年少女性首相を支える、緑の党の大臣たち

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7266-mariaohisalopuoluekokous1 フィンランドに世界最年少の首相が選出され、しかも女性であることが話題を呼んで います。新しい首相は、社会民主党のサンナ・マリーン氏(34)です。

 さらに、連立する5政党の党首が全員女性というのも目を引きます。そのうちの1人が、緑の党(緑の同盟)の内務大臣マリア・オヒサロ氏(34)です。緑の党からは他に、外務大臣ペッカ・ハーヴィスト氏と、環境・気候変動大臣クリスタ・ミッコネン氏の2人が入閣しています。

 なお、新内閣は19人の閣僚のうち12人が女性、7人が男性です。

フィンランド緑の党HP https://www.vihreat.fi/ 

 

参照:https://greens.gr.jp/world-news/25813/ 2019/6/12
   この後の6月の党大会で党首がペッカ・ハビストからマリア・オヒサロに交代しています。


【世界のみどり】フィンランド緑の党が連立政権に3人入閣、キーとなるポストを占める

 

 6月6日、4月の総選挙で第1党となった社会民主党が、中央党、左派連合、スウェーデ ン人民党と緑の党の4党とともに連立政権を樹立しました。

 閣僚は19人で、女性閣僚は前政権より6人多い11人。 緑の党からは3人が入閣、党首のペッカ・ハビストが外務大臣、マリア・オヒサロが 内務大臣、クリスタ・ミッコネンが環境気候大臣に就任しました。連立政権にすでに参 加している、スウェーデンとルクセンブルクの緑の党に続く快挙です。

 党首のペッカ・ハビスト外務大臣は、「気候変動との闘い、マイノリティの権利保護の ために野心的な取り組みをするとともに、教育への大々的な投資を行い、最も立場の弱 い子どもたちの置かれた状況を改善します。」「フィンランド連立政権は、2035 年までに実質ゼロ・エミッション実現をめざします。これは世界一野心的な目標です。 私たちは、気候ストライキを行っている若者たちに答えなければなりません。」と述べ ました。

 

<参考>
【世界のみどり】フィンランド緑の党が国政選挙で歴史的な勝利! 2019/04/26
 https://greens.gr.jp/world-news/25561/

フィンランド緑の党 ニュース 2019/06/04
 https://www.vihreat.fi/artikkeli/2019/06/vihreat-paatti-hallitukseen-osallistumisesta-ministereista

欧州緑の党 プレスリリース 2019/06/05
 https://europeangreens.eu/content/finnish-greens-take-key-ministerial-roles-new-coalition-government