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ドイツ緑の党が連立政権入りの可能性・・・そしてニュージーランド緑の党は?

2017/10/25
ニュージーランド緑の党の8名の連邦議会議員

ニュージーランド緑の党の8名の連邦議会議員

■9月24日に行われたドイツの総選挙において、ドイツ緑の党(同盟90/緑の党)が前回の63議席から4議席を伸ばし、67議席(得票率8.9%)を獲得したことは以前お伝えしましたが、そのドイツ緑の党が、第4次メルケル政権と連立を組む動きが強くなってきました。


ただし、今回の連立は、中道の自由民主党(FDP)も加えた三派による連立で、自動車業界への規制を求める緑の党と業界寄りのFDPでは経済政策が大きく異なり、協議の難航が予想されています。年内に新政権が発足するかどうかも不明と伝えられていますが、移民政策、環境保護政策で、緑の党の理念がドイツで活かされるよう、今後を注視していきましょう。

また、9月23日に行われたニュージーランド総選挙(議席数120)でも、緑の党が連立政権入りするかが注目されました。総選挙によって第1党となったイングリッシュ首相の国民党が56議席、女性のアーダーン党首率いる最大野党労働党は前回より14議席増と支持を伸ばし46議席を獲得。労働党と協力することで合意していたNZ緑の党は6.27%の8議席にとどまりました。

しかし、与野党いずれの勢力も過半数に満たず、政権を取るには9議席を獲得したポピュリスト政党ニュージーランド・ファースト党との連立が不可欠な状況となりました。ニュージーランド・ファースト党が、国民党か労働党かどちらと連立を組むのか、その決断次第の状況が続いていましたが、結果としては、労働党との連立政権を組むことになり、NZ緑の党は労働党に閣外協力するということになりました。

NZ緑の党は前回の議席数14(得票率10.7%)から8議席へと議席数を減らしましたが、これまで掲げてきたTPP反対の姿勢が、政権についた労働党を通じてさらに前へと進められる可能性もあり期待したいと思います。


 《参考》
 ■<ドイツ>メルケル首相、連立協議開始へ(毎日新聞)
https://mainichi.jp/articles/20171008/k00/00m/030/054000c


■NZ 9年ぶり政権交代、TPP交渉見直しも
https://www.nikkei.com/article/DGXKZO2246256019102017FF2000/

■New Zealand general election 2017(Wikipedia)
https://en.wikipedia.org/wiki/New_Zealand_general_election,_2017

■The Latest: Ardern says its ‘honor and a privilege’ to lead
https://apnews.com/17db6a9c3d2a444e8db97489e4c33ae5/The-Latest:-Jacinda-Ardern-to-be-New-Zealand%27s-next-leader

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