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【世界のみどり】韓国緑の党、反原発派大統領の誕生を祝福

2017/05/19

韓国緑の党

韓国緑の党は、5月9日に就任した文在寅(ムン・ジェイン)韓国大統領について「反原発派大統領の誕生を祝福する」旨の談話(※1)を発表しました。

文大統領は4月14日、脱原発市民団体6団体と反原発についての政策協定を結んでおり(※2)、私たち緑の党グリーンズジャパンとしても、隣国韓国に反原発派大統領が誕生したことを歓迎し、韓国緑の党が文大統領と共に反原発の政策、運動を推し進めていくことを期待します。

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(※1)
真相調査、政治改革、制度改革、脱核など道のりは遠いものの、
私たちは改革をすすめる大統領に期待する。

 ムン・ジェイン候補の当選を祝福します。

 (従来、保守派が強かった)慶尚道においても、過去の18代大統領選や20代総選挙に比べ多くの票を獲得し、全国でも幅広い支持を得た。

これはイ・ミョンバク、パク・クネ政権の腐敗と無能に対する市民の審判だと言えよう。

 ムン・ジェイン大統領が、差別禁止法をはじめ、先送りされていた宿題を解決してゆくことを期待する。

 何より、既得権政治を解消するための選挙制度改革と政治改革が求められる。

 客船セウォル号事件に対する真相調査と、原子力マフィア勢力に対する調査と脱原発サードミサイル配備に関する再検討も、当面の課題である。

 今日、ハンガーストライキを終える光化門広告塔の労働者たちを迎えることから、当選者の労働改革政策が始まる。

 たくさんの課題を一度に解決することは難しいが、当選者の知恵に期待したい。

 ホン・ジュンピョ候補は出口調査結果が発表された直後に、自由韓国党を復元できたことに満足しているとインタビューで答えたが、これは大きな思い違いだ。

 これはホン・ジュンピョ氏や自由韓国党への支持ではなく、彼らが遊説で熱心に訴えた「反ムン・ジェイン」の結果に過ぎない

 ホン・ジュンピョ氏には、政治資金法違反の大法院判決が待っており、自由韓国党にはパク・クネ裁判が残っている。

 緑の党は自由韓国党をはじめとする既得権政治勢力の動きに注目してゆく。

今回の大統領選挙で大きな役割を果たしたシム・サンジョン候補に拍手を送る。
シム・サンジョン候補と正義党に対する市民の期待は高まったと考える。
新しい政治の場をつくりだす組む作業に緑の党も積極的に参加したい。
奮闘したキム・ソンドン候補にも拍手を送る。
落選したアン・チョルス候補とユ・スンミン候補にはねぎらいの言葉を贈る。

 今回の選挙を振り返ってみよう。
残念なことに、緑の党は今回の大統領選挙に候補を出すことはできなかった。選挙のあいだ、この不満感をこらえてくれた党員たちに感謝したい。党の役員たちは臥薪嘗胆の姿勢で来年の地方選挙に備えてゆく。

苦しみを耐え抜いた人々が夢見た生き方を実現するために、緑の党が再び飛躍する時が来た。

2017年5月10日   
韓国緑の党
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(日本語訳・朴  勝俊)
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(※2)「安全で持続可能な脱原発政策策定のための政策協約」

(ノーニュークス・アジアフォーラム通信No.145より、高野聡さん訳)

 共に民主党19代大統領選挙ムン・ジェイン候補と原発・核研究施設の地域住民は、安全で持続可能なエネルギー政策の制定のために、現政府のエネルギー政策が根本的に変わらなければならないことに共感する。原発の危険から国民の生命を守り、安全で持続可能なエネルギー政策策定のために次期政府は積極的な脱核・エネルギー転換政策を推進しなければならない。
 ここに、共に民主党19代大統領選挙ムン・ジェイン候補は、次期政府において、以下の政策課題を即座に推進することを約束する。

1.現在建設中の新コリ4号機と新ウルチン1・2号機の建設を暫定的に中止し、社会的合意を通じて運転の是非を決定する。
2.現在建設中の新コリ5・6号機と建設計画中の新ウルチン3・4号機を白紙に戻し、許可を取り消す。
3.ヨンドクとサムチョクで推進中の原発建設計画を白紙に戻し、電源開発事業の実施計画を直ちに取りやめる。
4.ソウル行政裁判所の判決を尊重し、ウォルソン原発1号機の寿命延長(継続運転)裁判の控訴を取り下げ、ウォルソン1号機を即座に閉鎖する。
5.パイロプロセッシング(乾式再処理技術)研究と第2原子力研究院の建設計画を再検討する。
6.大統領選挙後6か月以内に大統領直属で「(仮称)脱核国民委員会」を構成し、脱原発ロードマップを議論する。

2017年4月14日
共に民主党19代大統領選挙ムン・ジェイン候補
サムチョク原発反対闘争委員会 常任代表パク・ホンピョ
ヨンドク原発反対汎郡民連帯 共同代表チェ・テギュ、イ・ビョンファン
脱核キョンジュ市民共同行動 共同代表ハム・ウォンシン
脱核プサン市民連帯 共同代表イ・フンマン
核から安全に住みたいウルチン住民の会 代表イ・ギュボン
核再処理実験阻止のための30km連帯 共同代表キム・ユンギ

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