【世界のみどり】スウェーデン緑の党 政権与党に

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   safe_image 10月3日、スウェーデンで中道左派・社会民主労働党政権が発足し、緑の党も連立を組んで、はじめて政権与党となりました。ロベーン新首相のもと、緑の党からは副首相兼環境相にロムソン氏、教育相としてフリドリクソン氏が入閣しました。

  ロベーン新内閣は、原子力発電所を将来的に全廃する方向性を明言しています。

  90年代前半には女性議員の割合が4割を超えたスウェーデンでは、多くの政党がクオータ制を導入しており、今回発足した内閣も閣僚は男女同数となっています。かたや日本では、長年の自民党支配の弊害で女性の国会議員の割合が約10%にとどまっています。安倍政権は「2020年までに指導的立場の女性を30%にする」としていますが、何ら具体策はなく、女性の「活用」というより「利用」に過ぎません。実現のためには、私たち緑の党が実施しているクオータ制の導入が必要です。

スウェーデン緑の党が参加したロベーン新内閣は、私たちにとって大きな目標です。スウェーデン緑の党に続くため、私たちも着実に活動を続けます。

スウェーデン緑の党HP
http://www.mp.se/