【選挙】東京都知事選の候補予定者、宇都宮健児氏の支持を決定!
2012年11月13日
東京都知事選の候補予定者、宇都宮健児氏の支持を決定!
「緑の党 Greens Japan(共同代表:すぐろ奈緒)」は、11月29日告示で12月16日に投開票が実施される東京都知事選挙において、「脱原発と反貧困」等を政策の柱に掲げる候補予定者で、前日本弁護士連合会長の宇都宮健児氏を支持することを決定しましたので、お知らせ致します。
宇都宮氏は脱原発の具体策について、東京都が東京電力の最大の株主である立場を生かして、福島原発や新潟の柏崎刈羽原発の廃炉を株主総会で提案し、国には発送電分離や再生可能エネルギーの普及を提案すると表明しています。また福島をはじめとする被災地への支援策として、住宅提供や交通費補助など経済的支援も都がやるべきだと述べています。
また宇都宮氏は、30年以上の弁護士としてのキャリアをサラ金などの闇金融による多重債務者の救済に費やし、失業、非正規労働や過労、格差や貧困の拡大と福祉の切り下げにより苦しんでいる若者や高齢者、子育て世代も支援してきました。元内閣府参与で社会運動家の湯浅誠さんが事務局長を務める反貧困ネットワーク代表や年越し派遣村の名誉村長なども務めています。
緑の党は、都政で「脱原発と反貧困」問題に取り組む宇都宮健児さんを積極的に応援します。
【支持表明文】
石原都知事の辞職にともない、12月16日に行われる東京都知事選挙に前日本弁護士連合会長の宇都宮健児氏が立候補を表明しました。
宇都宮氏は、石原都政からの転換を主張しています。新銀行東京、東京オリンピック招致、環状道路建設などのムダを批判し、教育の民主化を訴えています。同時に「脱原発政策を確実に進める」と脱原発を掲げています。さらに尖閣問題についても、「日中関係を極度に悪化させ、経済を大混乱させた」と批判しています。緑の党は、宇都宮氏のこれらの主張を支持します。
また、宇都宮健児氏は、サラ金など闇金融による多重債務に苦しむ人々のために、武富士などのサラ金業者と闘い、年越し派遣村の名誉村長や反貧困ネットワーク代表を担うなど、格差と貧困をなくす運動を中心的に担ってきました。東電福島原発事故に伴う被災者支援法の制定にも日弁連会長として精力的に関わってくるなど、常に実践的な立場に身を置いてきました。緑の党は、宇都宮氏の実績と実践的姿勢を高く評価します。
自民党が原発を推進し、民主党が原発ゼロを(2030年代=約30年後に)先延ばしにしている中で、東京都知事選で唯一脱原発を明確に掲げた候補が勝利することは、今後の総選挙・参院選に向けて脱原発への大きな政治的気運を作り出すことになります。
緑の党は、宇都宮健児氏の都知事選立候補の決意を支持し、積極的に応援することを決定しました。
緑の党