【選挙】10/5~/22宮城県知事選挙、たたら 哲さんを推薦します

◆告示日 2017年10月5日(木)tatara-tetsu
◆投票日 2017年10月22日(日)
◆宮城県知事選挙

◆候補者 たたら 哲(さとし)さん
◆新人/58歳/男性/緑の党非会員
◆連絡先 「新しい県政をつくる宮城県民の会」
〒980-0821 宮城県仙台市青葉区春日町1-15第3白鳥ビル1階
TEL:022-211-5807
E-MAIL:tatara[a]mamma.coop
    (*メールアドレスは[a]を@に変えてご使用ください。)
◆ウェブサイト  http://tatara-satoshi.jp/
◆Facebook  https://www.facebook.com/tarasash

◆決意 (政見放送より)
 私はこれまで、県内の主婦・消費者と農家・食品加工業者らを結び付け、地産地消の安全安心な食べものを開発し流通させる仕事に従事してきました。電力自由化後は、自然エネルギーを中心とした電力小売り事業への参入を進めてきました。また仕事のかたわら、女川原発再稼働を止める市民運動、放射能汚染廃棄物の焼却処分に反対する市民運動などにも関わってまいりました。

 私は、消費者運動、産直運動に携わる中で、今の宮城県政に大きな疑問を感じてきました。福祉介護、医療、子育て、教育などの現場の方々。農業・漁業、あるいは地元中小企業の方々、そして東日本大震災の被災者の方々から、県民の暮らしに冷たい、県民の願いを置き去りにする今の県政に対する大きな憤りの声を聞いてきました。今どうしても、宮城県政を大きく転換しなければならないと考え、出馬を決意いたしました。

 私が思い描く県政と今の村井県政との一番の違いは「豊かさ」というものの捉え方だと考えています。村井知事の言う豊かさ、すなわち村井知事の富県宮城、富県戦略とは、突き詰めて言えば、中央から大企業の工場を誘致して、そこから滴り落ちるお金で県民が豊かになるという発想です。しかし実態は、富県戦略の10年間で宮城県の勤労世帯の実収入は全国最低になってしまいました。
 宮城県における本物の豊かさとは、美しくて豊かな自然環境- 水、土、空気が守られていて、そこでおいしくて栄養豊かで安全安心な食べものが生産されていること。地元の作る人と食べる人の顔と顔の見える関係があって、そんな人間的な信頼関係に裏打ちされて食の安全安心が県民の食卓に届くこと、ではないでしょうか。作る人の顔を思い浮かべながら、食卓の家族の会話が弾み、そんな中で子供たちが健やかに育つこと。子ども達の命と健康が宮城の一番大切な宝物ではないでしょうか。

 わたくし多々良哲が思い描く「豊かさ」とはこのようなことです。そして、その基盤となるのが、宮城の農業、漁業、林業などの一次産業、それに連なる食品加工業などの地場産業、地元の中小企業です。私は、農林漁業、地元の中小企業を応援する政策を優先課題とします。地域の中で生きたお金が回り、豊かな経済が成り立つ、そんな宮城県をつくりたいと思っています。
 さて、そのような宮城の自然環境、安全安心な暮らしを脅かすのが、原子力発電所、仙台港で問題になっている石炭火力発電所です。

 先日、事故を起こした福島原発、そして女川原発とも同じ型の、新潟県の柏崎刈羽原発に国の原子力規制委員会が審査の合格を出すというニュースが流れました。女川原発の安全審査のスピードが上がることが予想されますが、わたくし多々良哲は国が合格を出しても女川原発再稼働に同意いたしません。知事の責任として、まず止めます。

 そして宮城県独自の女川原発安全性検討委員会に、原発に対して慎重派、中立派の専門家も加え、女川原発の安全性、事故が起こったときの住民の避難計画、原発を止めたときの地元経済の振興策などについて、真剣な議論をしていただき、その内容を県民に分かりやすく全てを情報開示します。そのように知事として責任をもって、県民に判断材料を示したうえで、県民の皆さんを信頼し、女川原発の再稼働の是非を県民投票に問うことを政策といたします。

 宮城県民の皆さん。県民の暮らし、福祉、子どもを第一に考える県政へ、大企業ではなく地元の中小企業、農林漁業を応援する県政へ、そして県民との協働で「原発ゼロ」「石炭火力ゼロ」へ進む県政へ、宮城県政を転換していきましょう。わたくし多々良哲とともに、人・食・環境を大切にする宮城県を創っていきましょう。どうぞよろしくお願いします。