【参院選】7.21を希望の記念日に! 首相官邸前で第一声

緑の党グリーンズジャパンは7月4日、首相官邸前で、
比例候補者と共同代表による参議院選挙第一声を行いました。

 

 

7.21を希望の記念日に!


                                    共同代表・中山均(新潟市議)

準備を重ねた挑戦の最終盤が、いよいよ今日から始まります。

私たち緑の党グリーンズジャパンは、
地に足の着いた、地域に根差した、環境と未来の世代にやさしく、
ほどほどの経済の中で、誰もが質素でも心豊かに、差別や抑圧をされることなく、
のびやかに、安心して、楽しく暮らせる社会-
それが、日本が3.11と福島原発震災を経験した日本がめざすべき姿であり、
今までの社会や経済のありかたを根本から転換しなければならないと考え、
そのために、
私たちは、私たち自身の手によって、緑の党グリーンズジャパンを結成しました。

私たち緑の党は、今回の参議院選挙で、
市民運動や地方議会で、市民とともに地域の中で活動してきた仲間たち、
閉塞した日本社会の中で家族を失い、その社会のひずみに立ち向かって立候補した仲間、
抑圧されたアイヌ民族の歴史と同胞たちの声を背負って立候補した仲間、
社会の中で、そして私たちの心の中でも重要な文化や音楽の世界から立候補した仲間、
福島原発事故によって、今なお困難な生活を余儀なくされている中で立ち上がった仲間たち、
多様な、素晴らしい仲間たちが、
候補者となることを決意してくれました。

この多様な、素晴らしい候補者たち、彼らの姿と生き様こそが、
緑の党の理念そのものであり、そして私たちがめざす社会を象徴しています。

緑の党の、私たちの、大切なこの素晴らしい仲間たちを、
なんとしても国会へ送り出しましょう!

そして、私たちがこの候補者たちとともに首相官邸前に集まったのは、
あれほどの深刻な大惨事を引き起こした原発を次々再稼働させようとし、
そればかりか海外に輸出し、
景気と大企業や一部の投資家の利益をを優先し、
一時しのぎのアベノミクスやTPPへの参加で
国内の経済や雇用や私たちの暮らしを切り捨て、
そして自由や人権や民主主義、
そして平和の理念がこめられた憲法の理念を
なし崩し的に解体しようとする安倍政権の政策に対する強い批判と抗議であり、
そして既成の政治のあり方-小さな声、遠い声、弱い人たちの声が届かない、
とりわけ福島原発事故によって困難な生活を強いられている人達の声の届かない、
これまでの政治のあり方そのものに対する批判と抗議の意味でもあります。

この首相官邸前から出発し、
20日までの選挙をたたかいぬき、
私たちは再びこの場に戻り、多くの市民とともに国会に乗り込みます。

7.21は、
私たちが、名もなき多くの市民たちが、社会の主人公として、
硬く重い政治の扉をこじ開け、その表舞台に躍り出て、
歴史を大きく変える日になります。
私たちが、
日本の、世界の未来と希望に向けて、
日本中の、世界中の市民とともに歩みだした日として
7.21は、長く歴史と人々の心に刻まれるようになるでしょう。
緑の党への投票は日本と世界の希望の未来への投票です!

最後に再び訴えます。
私たちの、緑の党グリーンズジャパンの、
この素晴らしい候補者たちをなんとしても国会へ送り出しましょう!
それを確信し、
互いを励まし合いながら、
1枚1枚のビラに、1枚1枚のはがきに、
そしてひとことひとことのアピールや言葉に、
私たちの願いや希望をこめ、
その希望や願いをひとりでも多くの市民に届け、
最後まで全力でがんばりましょう!
7.21を希望の記念日に!