【談話】 東京都議会議員選挙の結果を受け止め、全力で参院選へ

 

【談話】 東京都議会議員選挙の結果を受け止め、全力で参院選へ

2013年6月26日
緑の党グリーンズジャパン共同代表
すぐろ奈緒

 緑の党は、今回の東京都議会議員選挙に中野区から杉原こうじを公認候補として擁立し初挑戦しましたが、残念ながら落選の結果となりました。ご支援いただいた全国のみなさん、応援に駆けつけていただいたみなさんに、感謝申し上げるとともに、その思いにこたえることができず、力不足をお詫びします。

 緑の党としての、初の都議選チャレンジは、東京電力の大株主である東京都からの脱原発と、福祉や環境問題などに関してNPOやNGOの政策提案をサポートする「市民運動と都政をつなぐ」議員の誕生をめざしたものでした。このことは、参議院選挙に向けての重要なステップにもなります。

 都議選での杉原こうじの得票は、現在の緑の党への評価です。参議院選挙において1議席獲得するには全国平均で2%を超えなければなりません。そのためには、大都市部である東京で3.5%を超えることが必須です。今回の得票3224票、2.9%は残念ながら期待のレベルには達していません。

 今回の都議選は、前回に比べて10ポイント投票率が下がりました。衆議院選挙に続く低投票率でした。参議院選挙に向けて新しい政治の可能性をアピールし、緑の党が希望の選択肢になるかどうかが求められています。

 なお今回、緑の党は、東京・生活者ネットワークと、都議選―参議院選挙において相互に候補者を支援する協定を結びました。東京・生活者ネットワークは都議選において6人立候補し3人当選と健闘しました。なかでも杉並選挙区では12年ぶりの当選を果たしましたが、緑の党の2名の区議会議員も積極的に支援させていただきました。

 緑の党グリーンズジャパンは来る参議院選挙にむけて、1議席120万票獲得をめざし、投票日までの1ケ月、全力で取り組んでいきます。みなさまの一層のご支援をお願いいたします。

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