【賛同】全市的な公開説明会を!所沢市除染土壌再生利用

【賛同】全市的な公開説明会を!所沢市除染土壌再生利用   環境省がつくば・所沢市・新宿御苑の3か所で、(人の住む地域で初めて)福島で 集められた放射能汚染土壌の「再利用」実証実験を行おうとしています。 実験結果によっては全国の公共事業で利用する考えです。 最初に説明会が開かれた(12/16)の埼玉県所沢市では、対象が非常に狭い限られた 近隣住民に限定されたことで、全市的な説明会を環境省と所沢市に求める要望書を 作成、賛同を集めました。 緑の党は、「埼玉西部・土と水と空気を守る会」などの市民団体が、環境大臣と 所沢市長に提出したこの要望書「福島原発事故除染土壌持ち出し再利用実証実験に関する説明会についての緊急要望書」に賛同しました。   <要望> 1.多くの市民が参加できる公開の説明会を実施してください 2.説明会開催にあたっては市報に掲載の上、広く市民が参加できるような形式にしてください 3.計画の詳細について公開し、説明会に参加できなかった市民の意見についても聴取してください。   <実証事業問題Q&A>

Q. 除染土壌の再利用に対する国民的議論は? 合意はできているの?

A.原子力市民委員会や環境市民団体が反対声明を公表しています。反対の意見も多い中、従来の放射性物質管理のあり方とあまりにも異なる、二重基準(ダブルスタンダード)のもと、環境省が進めようとしています。国民の議論が熟したとは言えない状況ではないでしょうか。また、今回も、突然発表、説明会の対象を限定し、年明けには実施したいと公表するなど、地域への丁寧な説明・理解を得ようとする姿勢が見られません。住民への十分な説明と合意形成がないまま、環境省によって拙速かつ強硬に進めようとしているといえるのではないでしょうか。

  要望書全文やQ&A等 詳しくは→https://sites.google.com/view/pollutionstop/ STOP!除染土壌再生利用実証事業   ※参照 汚染土再利用実証実験「市民の理解が大前提」所沢市長、今後も説明会要請へ:東京新聞  https://www.tokyo-np.co.jp/article/220471  
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