【声明】ミャンマー(ビルマ)国軍による民主活動家への死刑執行を強く非難し、日本政...

【声明】ミャンマー(ビルマ)国軍による民主活動家への死刑執行を強く非難し、日本政府に国軍への支援停止と毅然とした対応を求めます

2022年7月28日
緑の党グリーンズジャパン運営委員会

 

 7月25日、ミャンマー(ビルマ)国軍は、国連やASEANなど国際社会の中止要求も顧みず、民主派活動家ら4人の政治囚の死刑を執行しました。それぞれ非公開の裁判で1月と4月に死刑判決が下されていたもので、死刑執行自体、同国では80年代後半を最後に行なわれておらず、国内外に衝撃を与えました。報道によれば、遺体の引き渡しすら許さなかったとのことです。

 これに対して日本政府・外務省は、「深刻に憂慮する」と表明するにとどめ、今なお経済支援や国軍留学生への軍事訓練を続けています。「独自のパイプ」を口実に国軍に厳しい対応を取って来なかった日本政府の責任も重大です。

 4人の処刑を受けて、国連人権理事会で同国問題を担当するアンドリュース特別報告者は国連加盟国に「断固とした対応を」と訴えています。私たちも、日本政府に対し、ミャンマー(ビルマ)国軍による死刑執行を強く非難し、国軍への経済的・軍事的な支援や協力をただちに停止するよう求めます。また、国際社会と協力し、国軍による非人道的な専制と暴力をやめさせるよう取り組むことも強く求めます。

 

PDFファイル:https://greens.gr.jp/uploads/2022/07/seimei_20220728.pdf