ホーム > 政策 > 声明・見解・論説・時事コメント > 【賛同】宮城秋乃さんの在宅起訴に対する抗議声明

声明・見解・論説・時事コメント

【賛同】宮城秋乃さんの在宅起訴に対する抗議声明

2022/01/05

【賛同】宮城秋乃さんの在宅起訴に対する抗議声明

緑の党は、沖縄環境ネットワークの決議した

「宮城秋乃さんの在宅起訴に対する抗議声明」に賛同しました。

 

<抗議文>
 
 2021年12月29日
 那覇地方検察庁検事正殿
 沖縄環境ネットワーク
 
 宮城秋乃さんの不当起訴に断固抗議する
 
  那覇地方検察庁は、昨28日、米軍北部訓練場ゲート前に同訓練場跡地で発見された空き瓶やガラス片などを散乱させて訓練場関係者の業務を妨害するなどしたとして、チョウ類研究者の宮城秋乃さんを威力業務妨害と道路交通法違反の罪で在宅起訴した。

 

 しかし宮城さんの行為は、やんばるの自然を守りたいとして取られた行為であり、
 (1)その自然を脅かす存在である米軍基地が廃棄物の適正処理を行なっていないこと、
 (2)基地返還後、浄化責任を有するはずの日本政府がその責任を果たしていないこと、
 (3)また日本政府が十分な跡地浄化なしに世界自然遺産登録を急いでいること、
これらのことを広く社会に訴えるために行なったものであり、言論の自由として尊重されるべきものである。
 

 また宮城さんがゲート前に置いた廃棄物は容易に取り除くことが可能なものであり、威力業務妨害と呼ぶのはまさにためにする議論である。那覇地方検察庁がその罪をまず問うべきなのは、貴重なやんばるの自然を汚染したまま責任を取ろうとしない米軍であり、そして日本政府である。
 

 「検察の理念」は、「検察は、公共の福祉の維持と個人の基本的人権の保障とを全うしつつ、事案の真相を明らかにし、刑罰法令を適正かつ迅速に適用実現するため、重大な役割を担っている」としている。今回の那覇地方検察庁の対応は、個人の基本的人権を保障し、事案の真相を明らかにするというこの「検察の理念」に真っ向から背くものであり、断じて認めがたい。
 

 また、那覇地方検察庁の今回の対応は、宮城さんのように権力に対して物言う者を許さないという政府の強い姿勢を示すことで、他の多くの人々を黙らせるという本年6月に国会で強行採決され成立した「土地規制法」のねらいをそのまま示したものであり、その点でも今回の措置を認めることは出来ない。

 

 以上の理由で私たちは、宮城秋乃さんの在宅起訴に断固抗議し、那覇地方検察庁がこれを取り下げることを要求する。

ページ先頭に戻る