【談話】2019統一自治体選挙を終えて

【談話】2019統一自治体選挙を終えて

2019年4月24日

緑の党グリーンズジャパン共同代表
 長谷川羽衣子  中山  均 
松本なみほ   橋本 久雄

 統一自治体選挙が終了しました。
 全体として投票率が最低を更新し、市民の期待に政治が有効に応えることができない現状を表わしています。その政治不信の間隙を突く形で、関西を中心とした「維新」の突出した勢力拡大、各地での幸福実現党等の伸長など、憂慮すべき事態も生まれています。同時期に行なわれた大阪12区補選での維新候補の圧勝・野党系候補の敗北は、今後の教訓としなければなりません。

 一方、私たち緑の党は、公認候補が全員当選した他、会員・サポーターや他の推薦等候補も各地で善戦し、公認・推薦等候補82名の6割50名が当選しました。これは、今後の私たちの活動とその発展の基礎となるものです。あらためて各地の勝利を喜び、力及ばなかった候補も含め、関係者のみなさんの努力と奮闘に心から敬意を表します。

 また、改選議席に占める女性当選者の割合は後半の市議選では過去最高(18.4%)となりました。緑の党の推薦女性候補も、東京都大田区、静岡県沼津市で1位、香川県高松市では1位と4位など躍進しています。この成果を活かし、政治分野での女性の進出・拡大に向け、私たち自身もさらに努力する必要があります。

 間もなく2ヶ月余りで参院選を迎えます。今回の勝利や奮闘を基礎に、国会での改憲勢力3分の2阻止に向け、市民や他の野党勢力とも連携しながら、さらに力を出して行きましょう。

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<参照>
*2019統一選 緑の党公認・推薦・支持候補一覧 https://greens.gr.jp/senkyo/24761/
 前半(知事選、県議選、政令市議選)結果   https://greens.gr.jp/senkyo/25380/
 後半(市区長選、市区町議選)結果      https://greens.gr.jp/senkyo/25473/