【緊急声明】辺野古の護岸工事着工に抗議します

【緊急声明】辺野古の護岸工事着工に抗議します

2017年4月26日
緑の党グリーンズジャパン 運営委員会

 

 昨日、沖縄県名護市辺野古で、新基地建設に向け沿岸部を埋め立てる護岸工事が開始されました。翁長雄志知事をはじめ県民の6割が反対するなかでの工事強行は、民主主義と地方自治を踏みにじるものだと言わざるを得ません。また、埋め立てがはじまり、大量の土砂などが海に投入されれば、サンゴ礁の広がる貴重な自然環境が損なわれ、原状回復は困難となります。

 これまでも声明等で訴えて来た通り(※1※2)、日米両政府は速やかに普天間基地の無条件閉鎖・返還を行なうべきです。
 私たちは国による工事強行に強く抗議します。そして、あらためて辺野古の基地建設に反対する沖縄の人々や全国の市民、正義を求める国際世論とともに、民主主義と辺野古・沖縄の平和と美しい自然環境を守るため、力を尽くします。

 

※註

1:緑の党・運営委員会2015年10月30日付声明「不法・不当な手続きに基づく辺野古基地建設工事強行に抗議します」
https://greens.gr.jp/seimei/16133/

2:緑の党・運営委員会2015年11月25日付声明「翁長知事の取り消し処分を支持し国交相の『代執行』に向けた行政訴訟に抗議します」
https://greens.gr.jp/seimei/16233/

 3:カリフォルニア州バークレー市議会が昨年7月、マサチューセッツ州ケンブリッジ市議会が昨年12月、それぞれ辺野古移設に反対する決議を挙げている。

 

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