【声明】九州一帯での地震の連動に備え、川内原発の即時停止と周辺原発の安全管理を!

 

  【声明】 九州一帯での地震の連動に備え、
        川内原発の即時停止と周辺原発の安全管理を!

 

2016年4月17日
緑の党グリーンズジャパン運営委員会

 

 4月14日に熊本で地震が発生し、その後も震度6以上の大きな地震が相次いで断続的に九州一帯を襲っています。震源が一帯を走る断層に沿って動いていることを考えると、今後も連動して各地で発生する可能性があります。

 地震予知やその対策の困難さは、今回の地震でもあらためて明らかとなっています。
 自然災害に対する見込みと対策の甘さが福島原発事故の大きな要因となったことを踏まえれば、もはや「想定外」はあってはならず、あらゆる事態を想定する必要があります。原発立地を直接襲う地震の危険性だけではなく、各地の道路やライフラインが寸断されていることを見れば、緊急時の原子力防災対策が機能せず、被害を拡大する恐れも十分に考慮しなければなりません。

 予防原則に則って、私たちは政府と九州電力に対し、現在稼働中の川内原発1、2号機を即時停止することを強く要請します。また、現在稼働していない玄海、島根、伊方原発についても万全の対策をとるよう各電力会社に要請します。

 

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