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【談話】 ネパール大地震への緊急人道支援と長期的な支援を

2015/04/29

【談話】 ネパール大地震への緊急人道支援と長期的な支援を

 
2015年4月29日
                         緑の党グリーンズジャパン運営委員
小森忠良

 2015年4月25日(土)午後、ネパール共和国の中心部で、M7.9の大地震が発生しました。首都カトマンズを中心に家屋等の倒壊で、4月28日現在、死者5000名余となる未曾有の大惨事が起きました。命を落とされた多くの人々に心からの哀悼の意を表明します。
 ネパールは、アジア内陸部に位置し、ヒマラヤ山脈登山やユネスコの世界遺産に指定された古い王朝時代の歴史的建造物の観光産業と農業以外に目立った産業がない、アジアの中の極貧国(一人当たりのGDPは年間約8万円)です。人口約3000万人を抱えていますが、識字率は65%と低く、幼児死亡率も高く、医療・教育は著しく不十分です。国王の後継ぎ争いから内乱が勃発、2006年に国連主導で(日本はPKO部隊を派遣)新憲法制定し、2008年に共和制に移行しましたが、政治は腐敗しています。首都カトマンズには、農村部からの人口流入で、数百万人が居住し、人口密集状態にあります。今回の震災による家屋の損壊で、家を失った住民は、余震の脅威におびえながら、テント生活に入りました。日本のような大規模な体育館などもありません。また、特に震源地に近い山間部の村では、村全体が壊滅し、支援の手が届くのが大変厳しい状況が予想されます。
 政府支援や国際関係支援が始まりましたが、いまだ被害状況の把握すらままなりません。UNICEFによれば、緊急に支援が必要な子どもは94万人と発表しています。被災した子どもたちに緊急人道支援を行うための人員と物資をネパールに送り、特に水と衛生、栄養、教育、保護の分野で支援活動が必要です。
 日本はこれまで大震災に際し、近隣のアジア諸国の友人達からたくさんの温かい支援を受けてきました。政府、企業、団体、そして市民が、長期的な観点でそれぞれ積極的な支援に参加することを訴えます。

 

  • 寄付については、現地ですでに様々な分野で支援活動を展開しているNGOへの協力がもっとも確実であると考えられますので、近隣のアジア諸国やネパールに対して地道な支援活動を継続している団体を紹介します。

 

●岐阜県 NGO ムラのミライ
  郵便振替口座:00880-0-23671  口座名:ムラのミライ
    ※通信欄に「ネパール緊急支援」とご記入ください
  http://muranomirai.org/nepaleq2

●東京都 NGO シャプラニール(市民による海外協力の会)
  郵便振替口座:00140-1-133937  口座名:シャプラニール緊急救援
  http://www.shaplaneer.org/support/jishin_nepal.php

 

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