ホーム > 緑の党について > 海外からの応援メッセージ2012

海外からの応援メッセージ2012

2012年日本での緑の党結成にむけて海外からも多くの応援メッセージをいただきました。
国内からの応援メッセージはこちら
ベアベル・ヘーン
ベアベル・ヘーン
肩書き連邦ドイツ緑の党 連邦議会議員 会派副代表
国籍ドイツ
メッセージ:

 ドイツで緑の党がつくられたのは約30年前のことです。硬直した社会、それを市民のサイドから、下から変えていきたい、そういう気持ちで始まりました。日本においても、この変革を求める動きが今、非常に高まっているのだと、私も感じるところです。国民のための政治、市民のための政治がもう行われていないという不満が非常に強くなっているのだと思います。いま既成の政党が未来、日本の将来への回答をだせない、そして基本的な信頼を国民から失っているという印象を強く持っております。ですから新しいかたちの政党がいま日本で求められていると、緑の党が求められていると。飽くなき金銭的な豊かさへの執着、そして国民をないがしろにして、権力を求めていく構造です。このような形を支える既存の政治、それはもう求められていません。求められているのは、持続的ないのちを守る政治、緑の政治です。

 アメリカ大陸において、白人がネイティブ・アメリカンを滅ぼしていったとき、酋長が残した言葉があります。「最後の川が、水の流れが毒され、最後の木が切り尽くされ、魚が取り尽くされたとき、おまえたちは気づくだろう。カネは食べられない、いのちのもとにはならないことに」。このことを私たちは肝に銘じなければいけないと思います。

 緑の党の政治で大事なことは、長期的な視点です。企業の、短期的な利益を求めるような政治でなく、市民、国民のために長期的に良いことを求める政治をしていっていただければと思います。下からひとつひとつ物事を解決していこうと、その姿勢で日本を皆さんが変えていくこと、それを本当に心からお祈りしたい、お願いしたいと思います。

(7月29日キックオフイベントにて発言要旨)

スコット・ラドラム 
スコット・ラドラム 
肩書きオーストラリア緑の党 連邦議会上院議員
メッセージ:

 去年の10月、オーストラリアの国会で福島第一の原子炉のすべてにオーストラリアからのウランが入っていることが確認されました。オーストラリアと日本のリンクが非常に強くて、オーストラリアの我々の役割は、ウラン鉱山を止めること、ウランの採掘を止めること、また日本にいらっしゃる皆さんも、日本の主力産業、日本の原発を止めることが非常に大きなこれからの課題だと思います。もし、我々オーストラリアと日本が協力して一緒に動けば、非常に大きなインパクトがあると考えております。

 本日こちらの会場にはエネルギーであふれています。日本で、緑の党がこれから力強いものになれば、日本だけではなく全世界にも非常に大きな影響があると信じております。

(7月29日キックオフイベントにて発言要旨)

シシナン・マヴィヴォ
シシナン・マヴィヴォ
肩書き台湾緑の党
メッセージ:

 私は「ランユウトウ」という台湾の小さな島から来た人間です。いま台湾で稼働している6基の原発の低レベル放射性物質はすべてこの小さな島に置かれています。ですから私はこの島で放射性物質と30年一緒に生きてきました。昨年、福島の3.11事故が起きて、ひとりの母親でもある私は、非常に心が痛かったです。当時は緊急行動を起こしました。自分たちの島でデモ行進を行って原子力の危険性を訴えてきました。次の世代のことも考え、我々の民族は原子力を悪霊と呼んでいます。悪い霊とは24時間離れない呪いのような存在で、人の身体だけではなく心にも障害を与えます。

 この30年間私たちは、放射能に怯え続け、心を痛めてきました。ですから今日の会議に参加で来てうれしく思っています。今回の会議で得た多くの情報を島に持ち帰って、村人とシェアしあって新しいことをやっていこうと思います。今日はおめでとうございました。これからももっともっと成長していこうと思います。アリガトウ

(7月29日キックオフイベントにて発言要旨)

スレッシュ・ナウタヤル
スレッシュ・ナウタヤル
肩書きインド緑の党  アジア太平洋緑ネットワーク(APGN)運営委員
メッセージ:

 私はインドで植林に関わる運動を若い時行っておりました。それから30年、記者として働いてきました。緑の党では、平等な社会、貧困といった問題を取り扱うということがとても大切だと信じております。そして、世界中の緑の党と一緒に変革を起こしていくことを願っております。私のインドの党も「変革の党」という名前を持っておりますが、一緒に手をとりあいながらこういった運動を世界中に拡げていければと思っております。

 そして、是非女性の方々にもっと多くこの運動に関わっていただければと願っております。

 日本の緑の党は、今のためだけではなく未来のための党であるということを強調したいと思います。インドではまだ全国では緑の党はありませんが、ドイツ・オーストラリア・スウエーデンなどのように緑の党は大きくなり影響力のある党になってきている国もあるのですが、まだ成長しなければいけない国もたくさんあります。日本の緑の党はこれから成長していき、リーダーシップをとっていくことが出来れば、アジア各国で準備や努力をしている緑の党にも非常に大きな影響があると思います。

(7月29日キックオフイベントにて発言要旨)

ソ・ヒョンウォン
ソ・ヒョンウォン
肩書き韓国緑の党
メッセージ:

韓国でも緑の党の準備がされていましたが、3.11の後に、もう待つことはできないんだと、今年の3月に緑の党を作りました。東北アジアの地域において我々は同じ船に乗っているという風に強く思っています。これだけ狭い地域にこれだけ多くの原発がある地域は世界のどこを見てもなく、非常に集中している地域になります。韓国でも領土でみれば原発が1番集中している国です。東北アジアの未来のためにも私たちは協力していき、強い連帯をもって核の時代から脱することを共に実現していかなければいけないと思います。今日というこの日は出発点になると思っています。東北アジアの地域から脱原発・脱核、東北アジアだけでなく世界にも持続可能な安全な平和な世界をつくっていくことの出発点に今日という日がなっていくことを信じています。今日はおめでとうございます。

(7月29日キックオフイベントにて発言要旨)

カール・A・フェフィナー
カール・A・フェフィナー
肩書き映画『第4の革命 エネルギー・デモクラシー』監督
国籍ドイツ
メッセージ:

 なんとすばらしい週末でしょう。

 ついに日本に緑の党が誕生しました。ここにいる皆さん一人ひとりが力を合わせて、議会に議員を選出するというチャンスを得ました。これは1つの革命だと思います。そして『第4の革命』で私が描いた、100%再生可能エネルギーへの革命の第一歩でもあります。6年前に映画を作り始めたころは、このような状況は考えられませんでした。しかし、福島の惨劇を受けて、皮肉なことではありますが、私たちは前に進むチャンスを得ることができました。皆さんは世界的な運動の一部を担っています。これはエネルギー革命に向けた一歩であり、そしてまたエネルギー自治を達成するための重要な一歩でもあるのです。

(7月29日キックオフイベント発言全文)

台湾緑党
台湾緑党
メッセージ:

台湾緑党は日本の「緑の党」設立を祝福いたします。 台湾と日本は核なき世界、選挙改革、土地への権利、平和と安全保障、少数者の権利や参画型民主主義などのさまざまなテーマの促進で協働してきました。 すべての者がよりよき生活を営める世界を達成するため、台湾緑党は日本の「緑の党」と継続的かつますますの協働を望みます。 日本の「緑の党」おめでとうございます!

アデス N・ コシビ
肩書きNGO: JVE(Young Volunteers for the Environment)/ PEC et PVC  アフリカ・ヤング・グリーンズ代表(FJVA/FYAG代表)
国籍コンゴ
メッセージ:

 日本の仲間のみなさん、

 アフリカ・ヤング・グリーンズ連盟を代表して、そして私自身からも、みなさんが国政のポジションに進出されることを歓迎し、お祝いします。いくつもの課題が待ち構えていることでしょう。課題を次々と乗り越えていかれると思います。

 私はFYAG代表として、ユースチームのすみやかな活躍を期待し、皆さんの新しい党が、ユースチームを積極的に編入する事を望みます。

 みどりの仲間へようこそ、そして、おめでとう。

フランク・アビネザ
フランク・アビネザ
肩書きルワンダ民主緑の党、アフリカ緑の党連盟、代表
国籍ルワンダ
メッセージ:

グローバルグリーンズに新しい家族、日本の緑の党を迎えることができると知って、たいへん光栄であり、歓ばしい思いです。アフリカで活動する兄弟や姉妹から皆様に限りない支援と協力をお約束します。これからが「本番」なのですから。

マリア・ヴオレルマ
マリア・ヴオレルマ
肩書きユース・学生グリーン連盟/国際関係ワーキンググループ長
国籍フィンランド
メッセージ:

フィンランドユース・学生連盟の国際関係ワーキンググループの名において、日本の「緑の党」設立を心からお祝い申し上げます。フィンランドと日本は常に特別な関係で有り続けてきました。地球の裏側にありつつも、私たちの似通った文化は互いをより近くに感じさせます。私たちは、日本の「緑」のユース・学生との協働を通じて、日本における「緑」の未来が強化されることを望んでいます。

ページ先頭に戻る