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【報告】原発メーカー訴訟台湾ツアー

2014/01/16

緑の党も呼びかけ団体になっている「原発メーカー訴訟」の弁護団長である会員の島弁護士から台湾での原告募集ツアーの報告を寄せていただきました。

 

 原発メーカー訴訟台湾ツアー

 弁護団長 島 昭宏

 2014年1月4日から2泊3日で、原発メーカー訴訟の原告を募るために、台湾を訪れました。
 4日の夜、台北に到着し、原発メーカー訴訟の会及びNNAA(No Nukes Asia Actions)の事務局長・崔(チェ)勝久さんと、NNAF(No Nukes Asia Forum)事務局長・佐藤大介さんと合流、3人で軽く飲みつつ、その後2日間の予定について確認しました。

1.原発視察とシンポジウム

taiwan1 まず5日は、朝8時に台湾最大の環境団体・台湾環境保護連盟(TEPU)の事務所へ行き、そこから第四原発と第二原発の視察へ。 第四原発は、台湾政府が年内に稼働を目指す、まさに今が旬の脱原発運動最大のテーマです。
 TEPUが前もって段取りをしてくれて、原発敷地内の施設で、所長の説明をじっくり聞くことができました。
taiwan2 所長は、非常にフレンドリーな態度で、TEPUのメンバーからの厳しい質問や指摘にも丁寧に答えてくれましたが、日本の原発との比較については非常に敏感で、日本の原発とは違って!ここの原発は絶対に安全だと繰り返し力説していました。例えば、全電源喪失に対する対策として、山の上のプールに水が4万8000トン貯めてあり、水門を開けるだけで水が流れ落ちて、燃料を冷やすことができるとのことでした。
 この後、ヘルメットを被らされ、実際に業務を行っている施設の内部を見学しましたが、ここでも所長は安全を強調し続けていました。

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 その後、この地域、貢寮の「反核自救会」会長宅にお邪魔して、弁当をいただき、反核ドッグとパチリ。
 続いて、第二原発へ行き、展示館で2分の1の格納容器のモデルなどで、さらに詳しい構造についての説明を聞きました。そして、ここでも「北海岸反核行動連盟」の代表者宅に招かれて、美味しいお茶をいただきながら、この地域での反対運動の歴史をビデオを交え、お話してもらいました。
 夜は、台湾でのキリスト教最大信者数を有する長老教会で、「日台反核律師座談会」という名の原発メーカー訴訟シンポジウムが開かれました。律師とは弁護士のことです。
 ここでは、30人以上の人たちが集まり、熱心に話を聞いてくれ、さらに質疑も活発で、予定より30分以上延長して、無理やり切りをつけないと終わらないほどのものになりました。

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2.記者会見とGreen Party Taiwan

 その後、TEPUの事務所で、TEPUから分裂し、今、最も勢いのある若者中心の環境団体、緑色公民行動連盟(GCAA)等も含め、今年の秋の集会に向けた会議を開き、昼食をはさんで、緑の党の事務所を訪問しました。
非常に活気のある明るい雰囲気の事務所で、若いメンバーたちの活き活きとした表情が印象的でした。お土産にいただいたTシャツも素晴らしいデザイン!
 もちろん、原発メーカー訴訟の話も熱心に聞いてくれて、是非一緒にやっていこうと約束してくれました。写真のポーズは、趣旨は分かりませんが、「人」の字です。

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3.世界と連帯して、いよいよスタート!

今回の訪台は驚く程有意義なもので、原告は間違いなく、あっという間に数千人規模となるでしょう。
 このようにスムーズに連帯ができた最大の理由は、台湾における環境問題の中心がまさに脱原発(反核)であり、具体的には、第四原発とドラム缶約10万本分の核廃棄物が廃棄されている蘭嶼島(ランユウ島)が最大のテーマだということです。そして、第四原発は、GEが主契約者で、1号機原子炉が日立、2号機原子炉が東芝、それぞれの発電機が三菱の輸出品という、まさに日の丸原発と呼ばれるに相応しいもので、彼らにとって原発メーカー訴訟は、そのまま自分たちの問題と捉えることができるのでしょう。
 崔さんはこの後、一人でフィリピン、インドネシア、モンゴル、ドイツという予定で旅立っていきましたが、メールでの報告によれば、各地で集会は大成功だったようです。
 第一次提訴は、原告1月20日〆切、30日に提訴、第二次は、原告2月末〆切、3月初旬提訴の予定です。
 これまでにない楽しいやり方で、絶対にひっくり返しましょう!

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