【報告】11/2 選挙供託金違憲訴訟第10回公判 ~原告本人尋問 次回12/21、2月結審へ
原告・近藤さんの本人尋問が行われました
-選挙供託金違憲訴訟の傍聴報告-
11月2日、選挙供託金違憲訴訟第10回公判と衆議院第2議員会館での報告会が行われました。
今回は裁判長の交代で延期になっていた「原告本人(近藤さん)の証人尋問」が行われました。
まず、原告代理人の宇都宮弁護士が質問。近藤さんから、3.11以降、原発事故や特定秘密保護法への危機感から政治活動をはじめたこと。エネルギー政策や原発廃止、情報公開を国政で取り組みたいと考えるに至り、立候補を決意したこと。ところが300万円という高額供託金に阻まれて立候補手続きができなかった経過を経た提訴の思いが語られました。
続く、被告(国)代理人の弁護士からは、供託金制度があることは知っていたのだろう、ほんとに立候補したいのなら借金しなかったのはなぜか、当時の貯金は、供託金制度があることを知りながら未納のまま立候補届出をしたのはなぜか、など質問があり、近藤さんはていねいに答えていました。公選法で供託金を定めていても、「憲法の方が上位だ」と何度か繰り返されました。
今回は、緑の党会員で弁護団の笠原一浩弁護士が福井から参加しました。笠原さんは韓国の供託金違憲判決を翻訳しました。
◆次回裁判終了後、只野雅人さんの特別講演会、次々回で結審!
弁護団が証人採用を求めてきた憲法学者の只野雅人さん(一橋大学法学部部長)による供託金の違憲性についての特別講演があります。
次々回、2/27の第12回公判で結審の予定です。
◆次回第11回公判◆
12月21日(金)11:00~
東京地裁103号法廷
東京地方裁判所 所在地
地下鉄 霞ヶ関駅1分、桜田門駅3分
◆次々回第12回公判◆
2019年2月27日(水)11:00~
東京地裁103号法廷
◆署名は8308筆。目標10,000筆にむけて〆切りが2019年1月末まで延長されました。
紙の署名とネット署名の2種類を集めています、どちらにも署名ください。
・署名用紙ダウンロード(「選挙供託金違憲訴訟」を支援する会」)
(短縮URL)http://urx.blue/LULx
・ネット署名
(短縮URL)https://goo.gl/P4iR6a
<参照>
・第9回公判報告(緑の党HP内)
https://greens.gr.jp/event-info/24027/
・それ以前の裁判報告、他まとめは「緑の党供託金廃止キャンペーン」サイト
https://spue8y99.wixsite.com/justice
==========<カンパのご協力のお願い> ============
★カンパでのご支援もお願いします。
■カンパ振込先 郵便振替口座番号:00130-4-603610 名称:選挙供託金違憲訴訟を支える会
※他行等から振り込みの場合
店名:〇一九(読み:ゼロイチキュウ) 種別:当座 番号:0603610
=================================