【報告】6/29 供託金違憲訴訟第8回公判 ~被告・国からの反論提出される
国からの反論「被告準備書面(3)」が提出されました
-選挙供託金違憲訴訟の傍聴報告-
6月29日、選挙供託金違憲訴訟第8回公判と報告会に参加しました。
今回も103大法廷は満席には少し足りませんでしたが、次回はいよいよ「原告本人の証人尋問」が行われるため、整理券も発行されるかもしれません。
「いよいよ裁判も終盤へさしかかりつつありますね」と裁判長からの発言があり、弁護団からも、年内結審、来年夏の参院選前には判決の見通しが発表されました。
報告会では、弁護団が「被告準備書面(3)」の概要をまとめて配布してくれました(PDFファイルはこちら)。
内容的にはこれまでの繰り返しがほとんどで、「高額供託金は泡沫候補の濫立を防ぐためであり、その“おそれ”があれば引き上げてよい」など、「泡沫」「濫立」というあいまいな根拠による、とても雑な主張になっています。
◆次回公判では、原告本人の証人尋問
次回の公判では、原告である近藤さんの証人尋問が行われます。 原告側は、意見書を提出した只野一ツ橋大学教授の証人尋問も強く求めていますが、裁判長は今回は判断を保留しました。
◆次回第9回公判◆
10月3日(水)15:30~ 東京地裁103号法廷
東京地方裁判所 地下鉄 霞ヶ関駅1分、桜田門駅3分
http://www.courts.go.jp/tokyo/about/syozai/tokyotisai/
*本法廷の岡崎裁判長は、先週「茶のしずく訴訟」で消費者寄りの判決を出しています。
こちらの判断も、期待したいですね。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018062201220&g=soc
*弁護団による報告会は以下のURLよりツイキャスライブ履歴で確認できます。
https://twitcasting.tv/teamutsuken/movie/474689629
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